雪崩れ2
3月23日
今日はもう少しカロリーの高いものをと
ワンタンスープを作った
柔らかく煮た大根
サラダ
お粥
一緒に出したが、ワンタンの中の豚ひき肉が
嫌だったようでスープだけ食べる
なかなか難しい
とにかくカロリーを摂る為に
合間、合間にバナナや私が作ったケーキなどを
食べてもらう
体は疲れていたが穏やかな日だった
3月24日
私の最後の出勤日
朝から忙しい
母の1日分の食事の用意
私の不在の間、母を見てくれる弟嫁の為の食事の用意
犬の世話
掃除
しばらくするとケアマネージャーさんが
挨拶に来られ、母と顔合わせ
その内に弟嫁が来る
薬や御飯の指示をしたメモを渡し、出勤
仕事の間も母が気になる
大丈夫か弟嫁にメールをすると
頑張って食べてます
夕方には弟や姪っ子や甥っ子も来て
賑やかな様子
焦らないで帰って来てください
と弟嫁からメールをもらい
帰りに母の好きな蕎麦ぼうろを買って帰る
8か月の次男と楽しく過ごしたらしく
機嫌の良い母
良かったなーと嬉しくなった
毎晩2時頃まで母をみてから
寝るのが日課になっていた
その日もテレビを観ながら明日のメニューなどを
考えていると
背中がゾクッとする
と言い出す母
顔を覗くと何だか青い
汗をみっしりかいている
顔に触れると冷たい
慌てて体を触ると暖かい
どういうこと⁈
とにかく汗を拭き、手足をさする
お腹と背中にカイロを貼り、温める
その内に気持ち良くなったのか
母は眠ってしまった
心配でしばらく眺めていたが、大丈夫なようなので眠る
3月25日
血圧が高い
また汗をかいている
病院に電話し、数値を告げたが
緊急性を感じない
とのこと
月曜日に入院することは決まっているので
そのまま様子を見ることに
動きが鈍く、トイレの介助も必要だったため
不安になる
その内に姪っ子が1人でやってきた
もうすぐ4年生になる彼女はよく母の介助、
私の手伝いをしてくれて助かった
いつの間にこんなことが出来るようになったのかと驚いた
この日、母はあまり話さず、
ジェスチャーでしたいことを伝えてきた
ますます不安になる
しかし、姪っ子が泊まるというので
母も嬉しそうだった
3月26日
血圧は下がったが、相変わらずの汗
着替えさせ、食事を摂らせるも
ほとんど食べず
薬を飲むためにとりあえず少量口にする感じ
姪っ子がまたお手伝いをしてくれて
母も嬉しそうだった
15時頃、弟より母の様子を聞く電話が来る
良くないと言うと20時過ぎにやって来た
昨日の話を聞いて
病院に行こう
と弟は言う
母は嫌がっていたが、連れていくことにした
階段を弟がおぶって降ろし、車に乗せる
病院に着いたらますます滝の汗
救急が混んでいるので待たされる
その内に母が吐き出す
その様子を見た看護師が医師に伝えに行き
順番が早まる
どんどん苦しそうになる母
姪っ子も神妙な顔をして黙って見ていた
採血
レントゲン
が済み、診察
採血からは特に異常は見られないと言う
元々肝機能の数値は高く
今、少し高くなっているが異常と言う程ではないらしい
弟が入院させて欲しいと言うと
部屋を探してくださり、無事に入院
ベッドに入ると母は安心したのか
すぐに眠りについた
私達も帰途につき
その日は泥のように眠った