痴漢えん罪を訴えていた三鷹市立中学校の男性教諭に東京高裁は逆転無罪を言い渡した。

逆転無罪と言うよりも正確には正当な判決が言い渡されたと言った方がよいのかもしれない。


容疑は路線バスの中で女子高生に痴漢を働いたというもの。

ところが、この男性、左手で吊り革につかまり右手で携帯電話を操作していることが車載カメラで確認できるという。

にもかかわらず、一審で裁判長は「車載カメラの映像で確認できる時間帯以外は、左手の動きが不明で痴漢することは不可能とは言えない。」などとして求刑どおりの罰金40万円を言い渡したというのだ。

車載カメラで映像を確認できない14秒間は、バスが揺れて確認できなかったようなのだが・・。

私は、バスにはあまり乗らないので断言は出来ないが、バスって吊り革につかまらずに立っていられるものなのか?

しかも、疑惑の14秒間は揺れたと言うからなおさらだ。


そもそも痴漢できないとは言えないなんて理由で有罪っておかしいだろ!

だったら私なんてすぐに有罪だ。

動機はある。

私の身近な人達に聞けば、「アイツならやると思った。」なんて証言もあるだろう。

理性で押さえてるだけだから。

みんなそうだろ男なんて。


確かに痴漢被害にあう女性も多いことだろう。

でも、一方でえん罪に苦しめられている男性だって多いはず。

例え無罪になったとしても、国家賠償法で僅かな金額を受け取ったとしても、失われた信頼、仕事、時には離れていった家族を取り戻すことは難しい。

司法には前述の裁判長のような自らの正義感に酔って無茶苦茶な判決を出すことのないよう自浄して欲しい。

そして行政には、えん罪による被害者を出さない対策を早急に構築していただきたい。


この裁判、私たち男性にしてみたら、何ともやるせない裁判だ。