特殊艶ボディ作製と謳っているからには、ハンパな仕上げでは
笑われてしまいますから、全国の良い仕事をする職人たちに
負けない仕事に拘っています。
実際、このBMW・M3もどこかのショップでコーティングが
処してあったみたいで、所どころコーティングの拭き残しや、
テールレンズに至っては一切拭き取りを行っていない状態で
硬化型のコーティング剤が残っていました。
様々な職人が存在していますが、硬化型のコーティング剤を
塗ったまま拭き取らないとは、、、(笑
資格も必要なく、見よう見まねで誰でも手を出せる業界なので
こういう仕事をする人間が多数存在し、その仕上げを知った方は
『コーティングはこんなものか、やらなければよかった。』などの
判断をしてしまい、二度とやらないと決めてしまう方もいます。
そういう方をもう一度振り向かせるために自分たちのような人間が
存在し、『もっといい仕事を!』と日々、奮闘しています。
こう見るだけでは分からないのですが、肌があまり良くなくて、
さらにブツ消し跡は肌がほとんど残っておらず、磨くのが恐い恐い(汗
マスキングで区切った個所ですが、たいして磨いてないんですけどね、
サラッと磨いただけでこれだけの肌の変化が起こります。
とにかく軟らかく、とにかく恐くて、ユルユルなクリア塗装です。
なのでボンネットは、できるだけ膜厚を取れるコーティングにします。
ようやくメインの艶出しが終了しまして、明日から小さいポリッシャーで
細部の磨きを行い、中間から仕上げへと入っていきます。
おそらく明後日には磨きの全終了を迎えるかなと思います。
肌そのものはほとんど変化はないですが、艶感が全く違うのは
見た瞬間に感じて頂けるはずなので、前から後ろまで、上から下まで
メラメラと躍動する艶をⅠさんにお見せできればと思います。
それでは今日はこんな感じで♪
ベルテックスカーズ小山