過去は不変なもの? | 祈るまえに、恋をして。

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ときどきぽつりと更新。


「タイムマシーンがあったら
あなたはどこに行く?」
と問いかけながら
私は、この数日間、不思議な気持ちで
ブログを書いていました。

私は、今のパートナーに出会うまで
過去に生き、他人の人生にこだわり
生きてきました。

互いに求めあい、傷つけあい、
タイミングを逸し、
取り返しのつかないところまで来てもなお
求めてやまなかった男性との過去に
こだわって生きていたのです。

もう目の前にはない、その姿を求め
彼と過ごした時間に生き、悔い、
取り戻そうと生きてきました。

だから私は、タイムマシーンに乗って
彼の所に行き、あの時の全てのタイミングを
修正しにいくか、と考えてみたのです。

でも私は、タイムトラベルをしませんでした。

セーラー服の自分に戻り、
彼に出会ったあの場所に行こうとか、
自暴自棄になって娘を産む、その前に季節に
時間の軸を戻そうとは思えなかったのです。

そう、そんなことをしてしまったら
目の前にいる生意気な娘も、太ったリキシ※も
(※パートナーのブログ上のお名前)
時間の隙間にすぅっと吸い込まれ
消えていってしまうのです。

彼らの輪郭が消えていくのは困ります。
もう出会えないというのは困るのです。
そう思うと
あぁ、今に生きているんだと
おかしな感慨にふけていくのです。

私を監視する厳しい娘と
私を甘やかすリキシにちゃんと出会い
一緒に生きていることが
私にとって“今”を生きるということ。

そう思った瞬間、
執着した想いを通して見ていた悲しい過去の
風景が少しだけ変わって見えました。

今の状況、心のありよう
誰が必要で、何が満たされないのか
そんなことがシンプルに解けたと感じた瞬間
過去は少しやさしくて甘い、
穏やかな風景になっていました。

その彼は今でも、不意に記憶の奥底から
現れては、私の心に話しかけてきます。
これからもしばらくは続くでしょう。
でも少しづつ、少しづつその回数は減って
いくように思います。

きっと、今が幸せなのです。
今を生きることが
やっとできるようになった
私は幸せです。

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