子供を産みたい | 祈るまえに、恋をして。

祈るまえに、恋をして。

ときどきぽつりと更新。

私の母子家庭は14年目を迎えます。
社会人として、
組織の中のフロントラインに立ち
子供を養ってきました。

そのせいでしょうか。

「シングルマザーでもいいから
子供だけは産んでおきたい!」

そんな内容のことを
相談とまではいかなくても、
友人たちから
心の内を吐露されることがあります。

同世代の彼女たちは
大企業の管理職であったり、
世界を飛び回って、自分の仕事を
築き上げてきた女性たち。

自分名義のマンションを持ち、
年収と貯蓄は十分に。
40代といえど美しさも手にして。
ただ、恋人と呼べる人はおらず
この所、我が身の老後を想像し
恐れおののくと言うのです。
キャリアは手にしたけれど、
人生が、途端に虚しいものの
ように感じ始めるのだと。

有り余る母性は、血統書付きの
猫に注ぎ込まれ、それでもなお、
我が子がほしいと言います。

女は時間を背負った生き物だと
過去のブログ
※父と清水の舞台とわたし
で書いたけれど。
体内に埋め込まれた「産む性」としての
プログラムが作動しはじめると訴えるのです。

夫を見つけるのは諦めた。
せめて、我が子を。
そんな衝動。

子供を持つというのは
当然各個人が決める人生の選択。
権利といえば権利です。

でもどうだろう。
子供だけ産んでも、
あなたが抱えた“穴”は埋まらないよ。
私は最近こう答えるようにしています。

子供を産んだら、
確かに生活のステージは変わる。
充実感も味わえる。

ただ、子育ての期間は
思ったより長く、
その内容は常に質を変え
親を翻弄します。

そんなことを、今から
一人で乗り越えられるのか?

と問うてしまうのです。

あなたが本当にほしいのは
“愛”そのものでしょう?

私も数年前まで、
「結婚はあきらめても、子供は産んだ方がいい」
という考えを持っていました。

子供を得ることは人生の喜び、
そう思ったのは事実。

でも、年をとったということでしょうか。

40代に入った今だからこそ

「子供の前に、男性にちゃんと目を向けなさい」
「男が愛を与えてくれないからと言って
子供を求めるのは、いささか浅はかだ」

と友達に苦言を呈すのです。

正解はない問題ですが
そんなことをつらつら考えています。

人気ブログランキングへ

なぜか、
いつも20歳の自分を思い出します。
随分年上の人を付き合っていたなぁ。
待ち合わせは六本木のバー。
眼下には六本木通りと高速道路が見えて。

「私、結婚はしたくないな」
「でも、子供はたくさんほしいの。
みんな父親がちがうっていう、子供たち」
「なんか、よくない?」
カンンター向こうに流れる車を見つめながら
そんなことを呟いて、“悦”に入っていたわ・た・し。

恥ずかしい。若気の至り。

我に返って、友人を見つめる。

「あんた、意外と若いんじゃね?」

憮然とする彼女たち。
早く、目の前の男に恋をしろ。