こんばんは!抜毛症のうたうひよこです。

 

このブログ「うたうひよこの抜毛症奮闘記」は

2016年11月30日に初投稿して以来

5年間続けています。

 

 

あっという間の5年間だったように思います。

あのころは私もまだピチピチだった・・・笑

 

というのは冗談で

 

このブログを始めたころは

私は過去最大のハゲを作っており

脳天と両サイド、そして襟足、眉毛まつ毛・・・

ほぼつるつる状態で見るも無残でした。

 

中学生依頼なんとかウィッグを使わずに

10年以上頑張ったのに急降下してしまい

再びウィッグ生活に・・・

 

ウィッグは楽しいけど

それと同じくらいショックだったのを覚えています。

 

そのころからの私の頭の経過はこんな感じです。

 

 

見苦しいのもあるので、くまちゃんのスタンプで誤魔化す笑

 

2017年の2月に、一念発起?してスキンヘッドにした私は

その後、回復と悪化を繰り返しながら

2020年の12月にヘアードネーション(30センチ)を達成!!

ドネーションは目標だったので

達成できたことはうれしく、自信になりました。

 

髪を伸ばす間、いろいろと回復の方法を試しましたが

何が効果的だったのか、実はよくわかりません。

 

年齢を重ねて、生きやすくなったというか

何事にも寛容になってきたというか

鈍感になってきたというか・・・

そんなことも感じています。

 

現在、私が積極的にやっていることは

実は対処療法ではありません。

 

対処療法というのは、具体的には

指に絆創膏をしたり、帽子をかぶったり

抜いてしまう行為そのものに対してひとつづつ

対処していくというものです。

 

正直、13歳から25年以上ほぼ毎日

髪を抜き続けてきた私には

もう試せる対処療法はだいたい試したんです。

でもやっぱり私は私の髪を抜くんです。

 

だから私は自分の生き方とか

ものの考え方とか感じ方とかを見つめなおして

必要があれば矯正したり、有害なものから離れたりする

そういう訓練が必要なのではないかと思ったのです。

 

たとえば、私は自分で思うより

人の感情の変化に敏感でした。

 

自分に向けられた感情ではないものも

激しいものだと持ち帰ってしまって苦しくなりますし

 

ついつい正論を述べてしまって

敵を作りやすいですし

 

自覚しているよりもずっとずっと

激しく深い怒りや悲しみを抱えています。

もちろん、喜びや幸せも。

 

 

そういったことを少しずつ見つけて認めていくうちに

何となく自分の中の自分が

赦されていくような気がするのです。

 

 

その助けとなったのが

月に一回通っているカウンセリングと

いろんな人が開いている当事者の集まり

 

そして私が立ち上げた

抜毛症当事者のための自助会 とりこふ!です。

 

 

傷ついた自分を認めたり

生きづらさを克服したり

辛い気持ちや経験を分かち合ったり

回復を支えあったり

 

笑ったり泣いたりすることが

抜毛症の回復に必要なことなのかもしれないなと

最近は思うのです。

 

 

 

このブログは5年目

抜毛症は27年目・・・

 

次の5年で、私はもう一回

ヘアードネーションがしたいです。

目標達成できるように

このブログは細々と続けていきます。

 

こんな文章でも

どこかで読んでくれている抜毛症さんに

勇気を与えられるんじゃないかと

大それたことを思っています。

 

私たちはひとりじゃない

少なくともここに抜毛症とハゲを抱えて

何となく頑張っている うたうひよこがいます笑

 

一緒に回復していきましょう。