1年を5つの節句に区切る 五節句の始まりですね
今日は、春の七草を入れた七草粥を作りました
新年を無事に迎えた喜びと感謝
祈りのための行事だと、おばあちゃんから教わりました
お粥に入れる七草は
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ
すずな、すずしろ、これぞ七草」
と和歌に詠われたことから広まったと言われています
(鎌倉末期の四辻左大臣)
芹(せり)と薺(なずな)は今も同じ呼び名ですが
御形(ごぎょう)は、母子草(ははこぐさ)
はこべらは、はこべ
仏の座(ほとけのざ)は、田平子(たびらこ)
菘(すずな)は、かぶ
清白(すずしろ)は、だいこん
であるといわれています
自然の豊かな地域なら、野や山を歩けば
出会える日本のハーブ(薬草)ですね
いまは七草セットで売っているのでとっても便利
江戸時代には、前日の6日の夜に
清められたまな板の上で包丁などで
春の七草を28回叩き
翌朝7日に、さらに21回叩いたものを
お粥にいれて食べたそうです
さすがにそこまではできなかったけど~
七草には、ビタミンやジアスターゼが豊富に含まれていて
胃や腸の働きを整えてくれます
お正月においしいものをたくさん食べて
ちょっぴりお疲れ気味の胃を休めるのに
七草粥はおすすめです