今年から、ローフードって??という方でも分かっていただけるように、分かりやすくお伝えいする解説の回を設けたいと思います。
テーマを「はじめてのローフード」といたしました。
今日はオメガ3についてです。
頭脳プレイヤーには特に、オメガ3を意識して摂っていただきたい。
きっとパフォーマンスが変わります。
亜麻仁油はオメガ3の比率がとても高い油です。
さっきからオメガ3とは何ぞや!?とお思いの方、そうですね。
オメガ3は脂肪酸の種類の一つです。
脂肪は、細胞膜やホルモンの材料として必ずとらなければいけないもの。
一口に脂肪といってもいろいろなものがありますね。
サラダ油や、マーガリン←トランス型脂肪酸といって、安価な植物性に水素を添加して作った人工的な油。摂ってはいけない ニューヨーク州では使用禁止になっています。トランス脂肪酸を摂取している限り健康のためにほかにどんな努力をしても無駄とのこと。冷蔵庫にマーガリンがあったら即刻捨てましょう。
、バター、オリーブオイル(オメガ9)、ごま油(オメガ6)、菜種油(オメガ6)、・・・。
このなかで身体が必要な必須脂肪酸はオメガ6(リノール酸)とオメガ3(アルファリノレン酸)だけ。
また比率が重要で、オメガ6:オメガ3=1:1~4のとき、細胞が正常に機能できるようになるのです。
しかし、現代の食事はオメガ6のオンパレード。オメガ3はほとんどない状態です。
そのため細胞機能が低下し、アレルギー反応を激化させたり、血液の粘度をあげる方向に働きが傾くことになります。
脳もほとんどが油でできています。その構成要素を整えるだけで、働きが変わってくるのです。
オメガ3の重要性が分かっていただけたでしょうか。
わが家では毎朝搾りたてのジュースに亜麻仁油をかけるか、フラックスシード をミルサーでひいてジュースに混ぜて飲んでいます。
加熱すると成分が失われるので、亜麻仁油はサラダや納豆に混ぜたり、冷ややっこにかけたりカルパッチョにかけたりします。
そのほかにはグリーンナッツオイル、アジ、イワシ、サバなどの青魚。
チアシード もゼリー状 にして食べるといいと思います。ただしよくかむこと。
また、生のくるみもオメガ3の含有率が比較的高いので、浸水(4h程度)して酵素抑制物質を解いてからお料理に登場させてみてくださいね。
ちなみに脂肪酸の比率が整うと脂っこいものがほしくなくなるそうです。
というのも油ものを食べたいという欲求は、この比率が傾いているときに、油が不足していると脳が判断して信号を出すのだそう。
みなさん、ぜひオメガ3を毎日の生活に取り入れてくださいね。