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看護相談員のブログ

看護師視点で介護の世界を考える 老人ホーム紹介センター介ナビ札幌の相談員のブログ

 

 ビジネスとは何か

 

 

 ビジネスとは何かについて考えていきたいと思います。検索すると「もの、サービスが生産、流通、消費されるまでの過程で、企業が利益の獲 得と持続可能な社会の実現を目指して行う活動」と出てきます。また、営利、非営利問わず活動のすべてとも言われています。私の中でのビジネスとは、人や企業・団体に物やサービスを提供し利益を得る事。それがビジネスであると捉えています。日本では、お金を稼ぐことを卑しい事と捉える感覚があります。お金持ちは嫌われる傾向にあります。

 日本でビジネスで成功することが嫌われるには、他人を思いやる気持ちや、控えめ生活にすることが美徳とされる文化にあり、これは素晴らしい世界に誇れる文化であると思います。

 私が、ビジネスを行う上で、大切にしているのは、自身の仕事が他人のためになっているのかという点です。日本人でビジネスを行う上で、一番尊重しなくてはならない考えであると私は考えています。

 お金とは、儲ければ良いというものではなく、相手の本当に必要としているものやサービスを提供し、その代償としてお金を頂くということが大切だと考えています。

 ですが、いらないものやサービスを無理やり買わせたり、押し付けることでお金をむしり取るようなビジネスと言うより、いわば詐欺のような行為も存在します。また、その活動により、消費者の利益を損なうような行為も多く存在します。

 昨今では、ゲーム機やライブ、野球の試合のチケットなどの転売行為です。確かに、お金さえ出せば、なかなか入手できないものを優先的に手にできるのですから、有難いと思う方もいるかもしれません。ですが、裏を返せば、入手出来る側にいれば良いですが、入手できないいわゆる敗者となった際には悔しい思いをするわけです。

 特に最近は米の転売や投機なるもので、生活に必要な物まで入手困難になるのはやりすぎではないかと思います。

 私の嫌いなというか、これをビジネスと言って良い物かと思うものにネットワークビジネスがあります。

 

 

 ネットワークビジネス

 

 

 

 皆さんは、ネットワークビジネスと聞いて、どんな事を想像するでしょうか。私はあくまで個人的にですが大嫌いです。マルチ、ねずみ講など詐欺として法に触れるものもあれば、グレーゾーンなものもあると思いますが、全くやりたいとは思いませんし、このような事をしている人とも関わりたくありません。

 なぜなら、ネットワークビジネスは信用を切り売りする商売だからです。ビジネス自体、非常に曖昧なもので、先ほども述べましたが、日本人はお金儲けすることを嫌います。ものやサービスが適正価格で取引されることは良いですが、不必要な中間マージンを払い、ものやサービスを提供されてもまったく嬉しくないです。

 お金を支払うなら、ものやサービスの質を上げたり、安心や安全のためにお金を支払いたいと考えるためです。

 一部の人を不必要に肥えさせたり、奪われるのは好きではありません。

 会社の経営を行う者として、ものやサービスを提供するには専門知識や質にはこだわっていますので、仕組みづくりをしないで簡単に稼げるようなもの、消費者側にメリットのないお金が上乗せされているものを、仕事とは呼びたくないと思います。

 

 

 ビジネスをもちかけてくる人

 

 

 「ビジネスの話があるの」と最近連絡を取ってきた知り合いがいます。数年は連絡を取っていなかった方でしたが、久しぶりに会いたいというので、家まで会いに行きました。数年間も連絡してこなかったのに、何を突然と思いました。連絡を取っていなかったのは、仕事に忙しいのもあると思いましたが、やけに積極的だったので、何か身の回りに困ったことがあるのかと思い、とりあえず会ってみることにしました。

 最初は昔話に花が咲き、楽しい時間を過ごせたのですが、突然「私、あるビジネスをやっているの」と話を切り出してきました。

 「会いたかった理由はそれか」と凄い残念な気持ちになりました。ですが、勘違いもあるのでどんなビジネスなのかと思い、聞いてみると「それは教えられないの。ちゃんとやるってならないの話せないの・・・」

 その日はそのまま帰る事に。その後連絡してきて「会って貰いたい人がいるの。私より商品に詳しい人がいるからその人と一緒に会いましょう」

 確定しました。「あぁマルチか・・・」

 

 

 わからない人

 

 

 昨今、マルチに関してワイドショーやニュースで取り上げることは減りましたが、少しでも知識のある人なら、そういう類の詐欺まがいの商法は関わってはいけないとわかると思うんですよね。

 確かに、良い商品もあるのかもしれませんが、知らない場所や人に合わされて、商品説明されて、「いらないものはいらない」とはっきり言うのも雰囲気的に難しい場合もあると思います。「せっかく紹介されたのだから」「せっかくここまで会いに来てくれたのだから」と、やはりしてくれた事に報いなければいけないというのは日本人としての感覚としてはあります。

 問題なのは、この相手の善意に付け込んで商品やサービスを売りつける行為です。善意を利用する行為は非常に嫌悪感を覚えます。私が会社をしているのは、少しでも社会や人に貢献したいからであり、騙して儲けることは考えていません。そのため、非常に苦労しています。

 

 

 ケンカを売っているのか?全く共感できない

 

 

 私は、相手の欲しないサービスや商品を、心理学や相手の善意に付け込んで売りつける行為はビジネスとは呼ばないと考えています。仕事とは、自身の貴重な時間や能力を提供するから仕事であり、給料がもらえると思っています。

 一度商品の説明をして、わかりにくことや、もっと詳しく聞きたいと思った時に、更に詳しい人を紹介するなどの対応をするならまだ救いはありますが、そもそも名前も、会社名も、男性か女性かもわからず、どんな商品を紹介したいのかさえわからないものを紹介するって、馬鹿にするのもいい加減にしろと思いました。

 相手の時間を奪い、かつ自身の土俵で有利に話をすすめたい。こんなものの話を聞くはずもなく、せっかく繋がったLINEでしたが、即ブロックしました。

 説教をしてやろうとも思いましたが、このマルチを人に勧めている時点で、モラルのない人なんだなぁと思い、何も言わずにブロックすることにしました。

 その方は、過去繋がりのあった時は、困った時に話を聞いてくれる頼りになる存在でした。今までの経歴も素晴らしい方で、多くの方の信頼を獲得してきた人物であることは間違いないです。

 結局、何も聞かぬままブロックしてしまったので、私の単なる勘違いもあるかもしれませんが、「君子、危うきものに近づかず」で直感を信じて関わらないのが最良ではないでしょうか。

 もし、事前にビジネスの詳細について説明をした上で、勧めてきたら結果は違ったかもしれません。
 私に限らず、騙されることは誰でも嫌悪感を覚えると思いますよ。

 

 

 信頼を得るのは難しいが、崩れるのは一瞬

 

 

 信頼を築くというのは難しいですし、非常に時間がかかります。ですが、何十年かけて築いてきた信頼も、不誠実な行いひとつでプラスマイナスゼロどころかマイナスまで転落します。

 そして、その信頼を取り戻すのは不可能に近いです。

 得られるお金に対して、失う信頼は計り知れない。自身もこの体験ができたことがまた、学びとなりました。

 誠実に生きていこう。そう思います。

 
 ネットワークビジネスや紹介ビジネス全てを否定している訳ではありません。誠実ではない誘い方、戦略的に不必要なものを断れないような状況を作って売りつけようとしている行為を否定していますのであしからず。