命に関わる商売
私はとても納得のいかない事があります。
それは、相手を半ば騙してお金を稼ぐことです。
私が思う商売や仕事とは、「人が生活する上で困っている事を解決したり、助けたりすることで報酬を得るもの。」
車メーカーであれば、人に快適で安全に移動できる手段を提供する。飲食業であれば、お腹を満たし生きるエネルギーを
与えることができる。娯楽施設であれば、ストレス解消であったり、楽しく過ごすためにある。
医療サービスでは命を救ったり、健康を維持するためにある。福祉も同様に安全で安心できる環境を提供する。という
使命があります。
ですが、昨今の日本最大の中古車ディーラーの不正問題や不正受給を平然と行っていて未だに倒産しない介護施設を
みると、何なのかなぁと思ってしまいます。
たしかに全てが完璧とまでは行かずとも、良心はないのかと思ってしまいます。
とにかく私は「志」が一番大事だと思っています。
社会のため、他人(お客様)のために頑張ったからこそ報酬が得られる。これが何より大切だと思います。
医療者たるもの
先日まで関わっていた訪問看護ステーション。
本当に時間の無駄でした。
社長は「命に寄り添う」などという大そうな言葉を吐いていましたが、
「今だけ」「金だけ」「自分だけ」を絵にかいたような人でした。
私は医療者として25年以上この業界に関わってきましたが、
いろいろな職場で働く中で、どうしたら人の為になる仕事ができるのだろうとずっと考えてきました。
もちろん、それは自分だけではなく、周りの仲間もみんなそうでした。
稀には、自分さえ楽できればと犯罪行為を行う人間もいましたが、
少しは楽できたのかもしれませんが、全く真似したいとは思いませんでした。
今回の訪問看護ステーションでも、社長以外は利用者ファースト、仲間への思いやりが深く、
とても良い仕事が短期間ながらできました。
関わる人たちの事を真剣に考え、みんながお互いの事を心配し合い、助け合う。
正に最強チームでした。
仕事をして食べていくためにはもちろんお金も必要です。
しかし、お金だけを優先し求めると、こんな最強メンバーをも全く活用できずに解散させてしまうことができます。
皆が同じ方向を向いて本来の医療としての活動が出来ていれば、どんなものが出来上がったのか。
それを見れなかったのがとても悔しいです。
ビジネスのあり方
ビジネスと言うと、お金を稼ぐことが第一に出てきそうですが、
私の思うビジネスは、プロフェッショナルになる。プロフェッショナルの仕事をする。
お金を貰う価値のある仕事をするという意味で使います。
お金が儲かればOKではなく、お金を頂いたのだからそれ以上の仕事をしようと思います。
ビジネスの難しいところは、安い仕事は安く扱われやすく、中身が無くても高い仕事は尊く扱われてしまうことです。
私が目指している仕事は、車づくりのような仕事です。
特に日本車は凄いと言わざるを得ません。
車1台に使われるパーツの総数は1万点を超えるそうです。
車の新車価格は物にもよりますが、仮に300万円とすると、単純計算で1点あたり3円で作られている。
これは驚異的だと思います。ネジ1本だって3円でも買えないのに。どうしたらこんな完璧な機械が作れるんだと
思ってしまいます。
故障は少なく、1点1点の物としてのクオリティーは高く。
医療職として働く時も、車製造のような、緻密で安定感のある仕事をしたい。
そう考えています。機械にはできない思いやりや細やかなサービス。そんなビジネスをしたいと思っています。
医療者として、福祉に携わる者として、正しさ、誠意は当然として備え、加えて専門性の高い仕事をしたいと思います。


