北海道でも30℃越え
最近は北海道でも、30℃を超える真夏日、熱帯夜が増えてきましたね。特に高齢者は暑さを感じにくい特徴があり、費用や面倒さでエアコン設置を躊躇う方も多くいます。ですが、エアコンについて正しい知識を持ち、失敗しないエアコン設置で快適生活を送って頂きたいと思います。
我が家では、エアコンを設置して8年程が経過しました。そんな我が家のエアコン事情についてお話したいと思います。
実は冬がお得なエアコン
エアコンは夏だけのものと思いがちですが、我が家では、冬に活躍させるために購入しました。我が家はオール電化住宅なので、東日本大震災以降の原発停止状態の電気代高騰の影響をもろに受けています。家を建てた時は、将来的に電気代が上昇することが言われていましたが、それは一時的で、灯油などの高騰の幅の方が大きいと聞いていました。火災のリスクを少しでも下げたいという安全意識と、停電が少ないので安定した供給が担保されているという理由でオール電化を選びました。
実際は、電気代は高騰し続け、再エネ賦課金などのあり、オール電化がデメリットになる状況となっています。
しかし、電気代高騰だけに嘆いていても仕方がありません。それで、電気代を効率的に下げることができるエアコン暖房を導入しました。さすがに大型とは言え1台のエアコンで家じゅう暖かくなるというのは難しく、温水パネル暖房の電気代を下げる目的で併用する利用に留まっています。ですが、年間では数万円以上のメリットがあり、また、昨今の気温上昇のある北海道では、夏にも利用できるというメリットがあり、正直付けてよかったと感じています。
秋口や春先にはパネル暖房を付けるのを遅らせたり、併用することで電気代を大幅に削減できています。
ヒートポンプ式床暖房やヒートポンプ式パネルヒーターを導入することも出来ましたが、初期投資(イニシャルコスト)が高くなってしまうため、建築時には選択できませんでした。ですが、エアコンであれば後付けできることから、200Vのコンセントのみ建築時に設置してもらいました。今思えば100Vのエアコンもあるので、わざわざ200Vのコンセントを設置する必要も無かったかもしれません。
夏も冬も使えるエアコンを設置すれば、夏も快適、冬は節電できるというお得な利用方法があります。
ただし、エアコンは灯油などの暖房に比べ、それほどの熱量を作れるわけではないので、メインの暖房無しでエアコン暖房を使う際には、高断熱・高気密住宅であることが必要ですので、灯油暖房の代わりにはならないので注意が必要です。
北国でのエアコン設置の注意点
北国、特に雪の多い地域では、エアコン設置時に注意が必要です。エアコン設置時に業者さんから説明があると思いますが、エアコンの室外機設置の高さは注意が必要です。もし、夏しか使わない、夏しか使えないエアコンの場合は、冬に雪に埋もれていても、冬囲いや雪に潰される状況、水が浸入してしまうなどの状況がなければ問題ありません。しかし、冬にもエアコンを利用する場合、冬用エアコンの場合は、室外機の高さに注意する必要があります。
エアコンの室外機は、室内と外との気温差で熱を作り出す装置です。なので、雪に埋もれてしまえば、外気との熱交換ができないので、エアコンの機能を発揮することができません。特に雪の多い地域では、地下置きや1m程度のかさ上げでは雪に埋まってしまう可能性があります。例年の積雪の高さに合わせた設置が必須となります。
我が家では、架台を使って嵩上げをしているのですが、その高さが十分ではなかったので、毎年、室外機の周囲の雪かきをしています。雪に埋もれた状態での利用は故障の原因ともなるので注意が必要です。
エアコン設置の際は、室外機の位置や高さを、積雪量も合わせて業者さんに相談すると良いと思います。
高齢者は熱中症、脱水に要注意
中高年以降の方は、身体の水分が失われても、喉が渇いたと感じにくい特徴があります。すべての方に当てはまる訳ではありませんが、口喝中枢という喉の渇きを感じる機能が年齢とともに衰えると言われています。仮に水分量が足りないとしても、喉の渇きに繋がらず、脱水に陥ってしまう危険性があります。
そのため、水分補給をまめに行うとともに、脱水が起こりにくい環境を作るというのも大切です。
高齢者の方たちのケアを行っていると、水分摂取が非常に少ない方に遭遇します。食事時、食事の合間にも水分摂取を促していく必要があります。高齢者は、嚥下機能の低下でむせやすかったり、若い方のようにゴクゴクと大量の水分を一度に摂取することが苦手です。食事の時も、少量で「お腹いっぱい」と水分を摂らない方が多くいらっしゃいます。夏は時に熱中症になる方が高齢者施設でもたくさんいます。
また、水分は食事にも多く含まれていますが、小食になると食事に含まれる水分量も食事量に比例して少なくなることから、脱水の危険性が高まります。
喉が渇いていることが感じにくく、水分摂取が少ないとなれば脱水が起こりやすくなります。
エアコンを設置して、適切な室温の中で過ごすことが必要です。
暑さを感じにくい
高齢者は、新陳代謝の低下で汗をかきにくくなるため、身体に熱がこもりやすくなります。汗が出ていると暑いんだと気づけますが、汗をかいていないため、暑いように周囲からも見えません。
筋肉量が年齢とともに減っているので、熱を作る機能が低下し、暑さより寒さのほうを感じやすいかもしれません。
中高年以降の特徴として、腎機能の低下が挙げられます。腎臓は、身体の老廃物を対外へ排出させれ為、1日に約200リットル(バスタブ1杯分)原尿を作ります。それを体外へ尿として出してしまうと脱水になってしまうため、約100分の1の量へ濃縮させて2リットルほどの尿として体外へ老廃物を出します。それが、年齢とともに衰えると、濃縮する力が弱ってくるため、尿量が増えてきます。ホルモンの分泌機能の衰えから夜間に尿量が増え、夜中トイレに起きるということに繋がります。
こういったことから、若い方より高齢の方が、水分の摂取量に気を付ける必要があります。
脱水が怖いのは
脱水で怖いのが脳梗塞です。水分の少なくなった血液はドロドロになります。心臓の機能(血圧)が弱まるとしっかりと循環できなくなることから脳で血栓がつまってしまうと、脳梗塞という病気に繋がります。
脳梗塞予防に良いと言われるのは、寝る少し前の水分摂取(沢山飲むと夜にトイレへ起きてしまう)と朝起きがけの1杯の水分摂取だそうです。適切な温度管理と水分摂取でいつまでも健康な毎日を送って頂きたいと思います。






