真・救世主伝説「The めしあ」 | VERSTREAM~ヴェルストリーム~ フットサルチームブログ

真・救世主伝説「The めしあ」

ぎんきらぎんにさりげなく照りつける太陽が頂上へと向かう10時前、俺は静かに煙草に火をつけた…

「ふう~、まったく熱いぜ」

ライターで手をあぶってしまったようだ…。

青い空に白い煙をふかす。

まるで流れ雲のようで、つい見とれてしまう…

「しかし熱い!今日はまったくどうかしてるぜ!」

うっかり灰が手に落ちたようだ。

冷や汗を拭きながら つかの間の休息を終え、仕事場に戻る。

オフィスに戻るなり、仲間たちの異変に気付く。

仲間たちは酷く何かに怯えているようだ…。

「マイケル、一体どうしたんだ?」

村長のマイケルがおもむろに口を開く

「ゴンザレス!実はゴキブリが現れたんだ!!ティッシュで捕まえて駆除してくれまいか?」

一瞬、水を打ったような静けさに包まれる。

「マイケル、わかったよ、とりあえずをティッシュを貰えるかい?」

ゴキブリに怯える仲間である成人男性達を守るべく俺は立ち上がった。

「すまないマイケル、ティッシュをあと1,2枚くれるかい?」
少しビビっていた。
敵はゴミ箱をひっくり返した状況で封印されている。

マイケルに指示を出す!

「今だ!開けてくれ!」
「ガバッ!!」

妖しく光る茶色のボディが緊張感を煽る!

先に敵が仕掛けた!
敵は一目散に走り始めた!南へ!南へ!
( あの動きはまさか!
あれを食らってはひとたまりもない!)

そう直感した俺は相手をティッシュで封じ込めた!

勝負は一瞬だった…
後の先を制した俺に負けはなかった…

手の中に封じ込めた敵に俺は語りかけた…

俺「死体はいずこへ?」

敵「煮るなり焼くなり鳥辺山に捨てるなり鴨川に流すなり、いかようにも…。」
俺「他に言い残すことは?」

敵「最後の相手が貴殿で良かった…。」
俺「御免っ!!」

(バシュ!ズバッ!)……………………………………………!!!!!

マイケル「ゴンザレス、終わったのかい?」

俺「あぁ…、こいつを丁重に葬ってやっておくれ…」

仲間である成人男性達は、安堵感と喜びにうち震えていた。

デスクに戻った俺はゴキブリに怯えていた仲間である成人男性達を恐怖から解放できた安堵感と激戦を制した心地よい疲労感に包まれ眠りについた…



「仕事中やで~!」

俺は慌てて起きた。
そして、少年のようなイタズラっぽい笑顔を浮かべ、仕事を再開した。