短歌初心者 萬葉集 読書 -17ページ目

短歌初心者 萬葉集 読書

萬葉集が好きで4516首を書き写し

次にオープンカレッジで短歌入門コースを受講

臆面もなく短歌作りにチャレンジ!

萬葉集と読書についても


自身の原稿




  な越えそと母のこゑする内津川(うつつがわ)此岸の草の秀(ほ)は頬を射(い)つ 


     大塚寅彦『刺青天使』



初句「な越えそと」の「な・・・そ」について


     学研全訳古語辞典から引用


な  副詞



①…(する)な。…(してくれる)な。▽すぐ下の動詞の表す動作を禁止する意を表す。



「君があたり見つつも居(を)らむ生駒山(いこまやま)雲なたなびき雨は降るとも」万葉集 三〇三二



②〔終助詞「そ」と呼応した「な…そ」の形で〕…(し)てくれるな。▽終助詞「な」に比してもの柔らかで、


あつらえに近い禁止の意を表す。



「春日野(かすがの)は今日(けふ)はな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり」古今集 春上



語法


下に動詞の連用形(カ変・サ変は未然形)を伴う。


注意  禁止の終助詞「な」(動詞型活用語の終止形に接続)と混同しないこと。



参考  ①②とも、上代から用いられているが、②は中古末期以降、「な」が省略され、「そ」のみで禁止を


表す用法も見られる。