ONさん
一度にも満たさぬ勾配ありたるをペダル踏む足しかと吾に告ぐ
わが子とう半熟卵の殻を剥く崩さぬように熱さ堪えし
大塚先生の添削
子育ては半熟卵剥く日々ぞ崩さぬように熱さ堪えて
一度にも満たぬ勾配ペタル踏む足は逃さず吾に告げたり
※「半熟卵の殻を剥く」の「殻」を入れない
OFさん
エンジンの音を聞き分け玄関に夫を待つ犬ぬいぐるみのごと
裏庭の南天の実も千両も未だに残れり気侯の異変か
大塚先生の添削
エンジンの音を聞き分け玄関に夫を待つ犬ぬいぐるみのごと・・・・添削く原文のまま
裏庭の南天の実もまだ残る二月となりぬ異変ありしか
栗本恭仁子
銀嶺が行く手にせまる伊吹山手が届きそう大寒の朝
小正月黴を落して水餅にわが夫今も歯科治療中
大塚先生の添削
銀嶺が車窓い迫る伊吹山手が届きそう大寒の朝
小正月黴を落して水餅を夫(つま)やっと食む歯科治療中