MEさん
栴檀の黄の実空の青に映え星ふるごとくたれ下りおり
誰一人のら猫追わぬ吾が家にて訴えるよな目でのらの佇む
大塚先生の添削
誰一人猫を追わざるわが家ゆえ訴える目にのらの佇む
栴檀の黄の実空の青に映え綺羅星のごとたれ下りおり
YYさん
十五の孫娘北野天神に初もうで絵馬に書きしは「絶対合格」
正月に三代そろいてトランプす幼ババ手に満面の笑み
大塚先生の添削
正月に三代そろいてトランプす幼(おさな)はババに笑みを隠せず
初もうで十五の孫は少女(おとめ)さび絵馬に書きしは「絶対合格」
※歌に情報を入れる 事柄を少なく
AYさん
スケートの回転ジャンプか息詰めて右ハンドル切る朝の十字路
歳晩のこたつの上に一年間詠みし短歌のノートに見入る
大塚先生の添削
スケートの回転ジャンプか息詰めてハンドルを切る凍結の朝
歳晩のこたつの中で一年を想い返せり歌帳(かちょう)に見入る