自身の歌
金色の扇が舞ふを見るごとく銀杏散るなり夕焼けの庭
八千草の風に揺るぐをながむればわが身にしのぶ秋の夕暮れ
大塚先生の添削
金色の小(ち)さき扇の舞ふ見せて銀杏散るなり夕焼けの庭
※少し型通り
作者補足:この歌は与謝野晶子の
「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に」
に着想を得ました。
八千草の風に揺らげば自ずから来し方偲ぶ秋の夕暮れ
※情報量が希薄で型通り 現実に引き寄せるのが現代短歌
NKさん
山の端の沈む夕陽に胸迫る針一本の点の如終えり
ちょっとだけ友を訪ねて届け物おしゃべり過ぎて三十分経る
大塚先生の添削
ちょっとだけ届け物とて友訪ねおしゃべりいつしか三十分過ぐ
※「三十分経る」は自覚している
新居玲児
稲刈りの夫婦に注ぐ小春日の日差しのどやかコメの香香る
三原山土砂流出の傷ましきニュース聞きつつテレビに合掌
大塚先生の添削
稲刈りの夫婦に注ぐ小春日の日差しのどけし新米香る
三原山土砂流禍の傷ましさニュース聞きつつテレビに合掌