SSさん
みそかつの味懐かしく思い出ず〈ちさきさち〉食む名店街に
ひたぶるに頭上を飛べる一匹の蚊との格闘真夜を眠れず
大塚先生の添削
みそかつの味なつかしく思い出で名店街に小さち〈幸〉食む
夜を通し頭上飛び来る一匹の蚊との格闘ついに真夜を眠れず
THさん
水無月は梔子の香の漂いて青きぶどうの粒太りゆく
木曽川の堤防道路に突き出たる「猿尾」は昔の知恵を語れり
大塚先生の添削
くちなしの濃き香漂い青き実のぶどう太りぬ水無月は佳し
木曽川に堤防道路ゆ突き出たる「猿尾」は古人の知恵を語れり
自作
隠りくの泊瀬朝倉杜の中歌碑に書かれた「龍もよみ龍持ち」
朝な朝なこがねひぐるま伸び伸びと吾も前向き梅雨過ぎでゆく
大塚先生の添削
隠りくの泊瀬朝倉杜のなか歌碑見て吟ず「龍もよみ龍持ち」
朝な朝なこがねひぐるま伸び伸びと力賜まひぬ梅雨の過ぎつつ
以上でタイムオーバー
以下は紹介のみ
NKさん
たった五分されど五分のミニ体操日々行いて気分も爽やか
ラジオからナイター開始のテーマ曲重なる亡父の晩酌姿
AYさん
敷き藁に瓜の蔓伸ぶ威勢よく眩しきほどの唯我独尊
時時は割れさうになり割りたくも割れぬ卵ぞ苦き思ひ出
TSさん(欠席)
白ピンク淡い緑がふんわりとバラと競演語らふ少女
父の声背中に押したりしかったり届いています今も私に