SSさんの歌
芽吹きたる木の葉それぞれ色をもち五月の陽を浴び輝き放つ
真白なる佗助の花はかなきを花瓶に挿してしぱし眺めり
大塚先生の添削
芽吹きたる木の葉それぞれ色もちて五月の風に輝き放つ
真白なる佗助の花はかなきを花瓶にしぱし眺めるまひる(夕べ)
TSさんの歌
亡き夫が植え置きし藤咲き初める庭掃く我に香降り注ぎて
薮陰の小さき白花名も知らず五月のここはあなたの場所ね
大塚先生の添削
名も知らぬ小(ち)さき白花藪の中五月のここはあなたの場所ね
亡き夫が植え置きし藤咲き初めて庭掃く我に香り降らせり
THさん
今目こそと運転席に吾が座せり顔こわばらす夫を尻目に
助手席の夫はあれこれ言い足れど落ち着く先は深きためいき
大塚先生の添削
助手席の夫の口数多けれど落ち着く先は深きためいき
今目こそと運転席に吾が座る顔こわばらす夫を尻目に
NKさん
上部には文字読み易く空を入れ待ち受け用に赤薔薇を撮る
「なんだかなあ…」漫画の絵なら頭の上ペンのタッチで焦付く様よ
大塚先生の添削
「なんだかなあ…」漫画ならわが頭上には焦付く線の描かれん日ぞ
上部には文字読み易く空入れて待ち受け用に赤薔薇撮りぬ
口座でNKさんの歌を鑑賞し意見を述べることになった。
2首目の『 「なんだかなあ…」漫画の絵なら頭の上ペンのタッチで焦付く様よ』が
理解できなかった。
漫画の絵を想像してもほとんど漫画を見ないので大塚先生は絵を描いて説明して
下さった。