今日は放牧地に転圧ローラーをかけて頂きました。
冬場の雪などで固まり凸凹になった放牧地に圧をかけて平らにするのと同時に、
冬を越すと地面が浮いて来るので、草の根っこと土の間を埋める様なイメージなのが本来の目的です。
この後に、牧草飼料を散布して牧草が生えてくる様にしていきます。
これが転圧ローラー。
普段は後輪のタイヤで引っ張られるますが、ガシャンと大きいローラーが地面に接し、これで圧をかけていきます。
これが転圧かける前の放牧地。
これがかけた後の放牧地です。
これだけでも、スッキリきれいで、馬たちもどこか健やか。
私も7番アイアンを振り切りたくなってきます。
他の放牧地も同様に、こちらはシャトル(タイキシャトル)with ウールたちの放牧地です。
シャトルは厩舎でお帰りで、ウールたちも羊小屋に誘導させた後にかけてもらっている所です。
これを全放牧地にやっていきますので、朝から晩までやって1.5〜2日間は要します。
リゾートファームという名らしく、馬たちにとって常時草が食める状態を維持させる事は重要だと考えます。
景観という点も勿論ありますが、馬にとって幸せな形の一つではないかという点もあります。
生産の牧場では、その土地の土の状態を踏まえて肥料の種類や土壌管理を試行錯誤し、それらが馬の成長面など大きく関わってきます。
草がなければ馬は生きれない事はないですが、引退馬の場合だと現実的にこういった重機や肥料代、燃油などでもかなりの費用が経営上圧迫されます。
肥料だけでも、面積からしてざっと200万円は越えてきます。
しかし、ここはポリシーとまではないですが、うまいことやりくりをして、きれいな放牧地を維持していきたいと思います。
話は変わって、明日12日〜18日までバースデードネーションを開催します。
今回は、13日に27歳を迎えるブロードアピール。16日に19歳を迎えるアドマイヤジャパンの2頭合わせての実施とします。
高齢の領域でもマイペースぶりは変わらないブロちゃんと、
リトレーニングで可愛さを持ち帰ってきたジャパンの2頭を合わせて1年に1度のお祝いをしたいと思いますので、
是非、ご賛同ご寄付下さい。
場所はホームページ、バナーリンクより特設ページにて行います。
宜しくお願い致します!