verrapana1988のブログ

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今回紹介する本は『ゴッドハンガーの森』です。
え、知らない?
でも、作者のディック・キング=スミスならご存知ですよね?
・・・知らない?え、そんな・・・。映画の『ベイブ』『ウォーターホース』の原作者なんですけど・・・。
ディック・キング=スミスはイギリスの人気作家で、農家・教師という経歴を経て作家になった人物です。主に動物を主人公にしたファンタジックな児童書を書くことで知られています。この『ゴッドハンガーの森』でも主人公は動物たちですが、非常にシリアスな作品となっています。

あらすじ
「ああ、スカイマスター、あなたがゴッドハンガーの森にいらっしゃるかぎり、わたしたちに不運なことがありましょうか」
あるとき、スカイマスターという巨大な鳥がゴッドハンガーの森に現れた。彼は森の生き物たちを団結させ、人間から守ろうとする。彼に懐疑的なものもいたが、心酔していくものたちも多かった。人間は狩猟を邪魔され、畑や鶏が荒らされ、執拗な復讐を始めていく・・・。

特徴①リアルな生態系
リアルというか生々しいというか、動物ファンタジーだからといって美化されず、動物たちの弱肉強食の世界観、いやむしろ生活観がありのままに描かれているのが、本書の魅力の一つだと感じます(別にグロテスクというわけではありませんよー)。だからこそ、動物たちを虐殺していく人間の姿も妙に浮き上がってくるのかもしれません。

特徴②イエス・キリストを下地としている
ちょっと新約聖書なんかに詳しい人は「スカイマスター」がイエス・キリストをモチーフにしていることが分かると思います。誕生のエピソードから12弟子の存在までカンペキにイエスですよ。なによりスカイマスターの言動自体が聖人みたいで、でもかえってアルビノはそういうの結構気に入っています!

動物ファンタジーなどといったら、おこがましいのでは?と思ってしまうくらい、結構深い話ですので、ぜひ探して読んでみてくだっさい!! ...