地球に来る前、

違う星にいた時代の記憶があります。

 

そういう方は世の中にはたくさんいて、

思い出す方が増えてもいるんじゃないかと

思ったりします。

 

 

でも、それらの星でのことではなく、

今日書こうかなと思うのは、地球に来る際の面接のこと。

 

 

そう、

私の場合は面接がありました。

 

「私の場合は」というのは、

それが絶対だとは当然ながら思っていないゆえの発言です。

違う方法で来ることを決めた(決められた)人たちもいるかもしれません。

 

 

地球に来る直前の星、

プレアデス(アルシオーネ)での一生を終えて、

 

「次はどこの星に行きたいか?」

 

志望を出せる面接がありました。

 

星での肉体を脱いで大元(一なるもの)の

世界に戻っていた私は、何というか光の珠みたいな存在になっているのですが、

そこに面接官が現れて、面接が始まりました。

 

 

 

「次は地球に行きたいです」

 

 

 

 

志望をこう述べると、あからさまに驚かれました。

 

自ら志願して

地球に行きたいと言う者は少ないと。笑

 

 

通常は、左遷的に人事異動のような感じで

辞令(?)が出されるケースが多いそうです。

(ほんまかいな)

 

 

面接は、本当に就職の面接さながら、

地球に行きたいなぞと希有な志望をしてしまった私は

動機を尋ねられました。

 

 

ここでびっくり。

この記憶を取り戻した2010年の頃は、

スピリチュアルな知識はほとんど持っておらず、

地球の進化やら意識次元の上昇がどうした、

といったことは

何も知らない時期なのです。

 

 

それなのに、答えて曰く、

 

 

「地球に行って、

そこでの学びをすることで、

私の魂が成長するからです」

 

 

続けてスラスラと、

 

 

「私の魂が成長しないと、

地球の魂が成長しません。

 

地球の魂が成長しないと、

宇宙の進化はないからです」

 

 

 

……は?

 

 

なんですと?

 

 

地球の魂?

魂、あるのか?

宇宙の進化?

ワタシゴトキの成長が

宇宙の進化に関わるって、

何様なんだ?お前は。

 

 

 

 

 

「誰ですか?この人は」

 

本当に、そんな感じで、

自分とはとても思えないような自分が

ペラペラと志望動機を述べる

面接の情景を視ていました。

 

 

 

就職面接さながらですから、

面接官の突っ込みは続きます。

 

 

「なぜ、地球なのか?

 地球に行って何をするのか。

 なぜ魂が地球で成長するのか?」

 

 

つまり、

 

「我が社に入った暁には

 何をしますか。

 なぜ我が社なのですか?」

 

と聞かれているわけですね。

これにもスラスラと答えます。

 

 

「地球に行って、

学びたいことがあるからです。

それは以下のことです。

 

 嘘・偽り

 裏切り

 嫉妬

 競うこと

 搾取

 男女の恋愛

 お金

 言葉

 

これらを学びたいのです」

 

 

なんですと?再び。

 

 

前半の5つ、

ネガティブなことばかり!

それに「搾取」なんていう言葉、

普段の自分のボキャブラリーにないんですけど。

 

 

 

志望動機のペラペラトークは

まだ続きます。

 

 

 

「これらは、

いままでいた星(プレアデス)では

学べないことでした。

 

でも、地球では、こうしたことを

一氣に学ぶことができます。

 

こうしたネガティブな面を

ここまで一度に学べる星は、

地球以外には滅多にありません。

 

そして、宇宙のこうした

反対側の面をも学ばない限り、

私たちの魂が成長することは

ないからです。

 

だから私は、

地球でこれらのことを

学ばなければなりません。

それが、地球全体の

魂の成長にもつながるのです」

 

 

 

 

すごい大演説。

 

 

 

「競う」とか「嫉妬」とか「裏切り」とか、

幸か不幸か、それまで縁遠い人生を過ごして来ました。

 

自分から学びたいなんて、

この私は1ミリも思っていません。

「イヤだそんなのー!」と叫びたかった。

 

 

 

にも関わらずスラスラと、

まるで中谷ナンチャラ氏の

面接ノウハウでも完璧に身につけてきたかのように

(ちょっと古いか)、よどみなく返答する私……

 

 

 

 

 

こうして、

意気込みが買われたのかどうか、

地球に来ることを採用されたらしいのです。

 

 

 

 

 

それで、どうなったか。

 

 

こういった宇宙時代の記憶を持っている方ですとか、

ある日突然メッセージを受け取るようになった方などの中には、

そのときを境に、たとえばいきなりヒーリング能力が開花してしまったとか、

未来予知ができるようになったとか、

全国あるいは世界中に呼ばれるようにして、地球のため、宇宙のためのお仕事(ご神事的な?)に

めぐらされる日々が始まった…とか、

いわゆる天命・使命のようなものに導かれる方々というのがたくさんいらっしゃいます。

 

 

 

 

私には、

そういうことはちっとも起きませんでした。

 

「思い出したこれらには、

 何か意味があるのかもしれない。

 自分には何か役割があるのかもしれない。

 だったら、それを知りたい。

 できることなら、それをやりたい」

 

そんなふうに思うばかりで、

それっぽいことは起きないし

何がそれなんだか、まるでわかりませんでした。

 

 

 

その代わり……。

 

 

 

 

自分で志望しちゃった内容、

それをバッチリ思い出してしまったからか、

それらをことごとく

体験していく破目になりました(!)

 

 

さほど人から裏切られたことのなかったものが

手痛い裏切りに遭い、

人というものをあまり信じられなくなるような経験をしたり、

 

競い合うことが嫌いで興味もなく、

ゆえにオリンピックのような競技(わざを競う)大会の類いも

子どもの頃から違和感が非常に強くてなじめなかったものが、

知らない間に他者から順位づけのような評価をされる場に放り込まれていたことに

ある日突然氣づいて茫然自失…というような経験をしたり

(それなりに傷ついたし、生まれて初めての「屈辱的な思い」といったものも体験しました)

 

他者からの嫉妬や妬みでヒドイ目に遭うことも経験し、

自分自身も、生まれて初めて「妬む」という感情を体験をして吐き気しかないほど自分がイヤになったり。

 

男女の恋愛については、

それが依存に変わってしまうさま、

無条件の愛とは似ても似つかないものに変容していってしまうプロセスを、事細かに見させられましたし、

 

お金…これはもう、ジェットコースターの如く。

「お金」のことと「裏切り」とをセットで学ばされたときなんかはもぉ、

いますぐ私をこの世から消してくれ…と思うほど、ヘビーでした。

 

 

 

 

 

 

大袈裟でなく、

いま、こうやって生きているのが不思議なくらいの

あれこれを経験したと思います。

 

 

そこからどうやって

いま、こうやって生きているのかと言えば……

 

 

 

自分は愛と光の存在だと思い出したから

ではなく、

 

創造主の意識で現実創造をしてきたから

でもなく、

 

ネガティブな経験をたくさんして、

そのネガティブを「統合」しれきたから

でもありません。

 

 

そういったものは、

「私の場合は」まったく、

有効ではありませんでした。

 

 

そうではなくて「私の場合」

いま、こうやって生きているのは

 

 

すべてを、

諦めた。ゲローゲローゲロー

 

 

からです。

 

 

 

ある日、氣づいてしまったのです。

いまから考えれば当たり前ですが、

当時はうっかり、見落としていたこと。

 

 

 

「自分で、志望したんだった!!」

ゲローゲローゲロー

 

 

絶望的な氣持ちになりました。

 

なんであんなこと

面接でスラスラ、ペラペラと

宣ってしまったんだろう!

 

オレのバカ!!

やり直したい!

 

再面接、希望ーーー!!!!

 

 

 

と言っても、後の祭り。

 

諦めるしか、ないのか…。

 

 

こんな思考自体、ほとほとバカげています。

 

でも、諦めるしかないのか…と思うしかなかったくらい、

大袈裟でなく!

ヘビーメタルな日々!!

だったのです!!

 

 

 

 

それで、ことごとく、諦めた。

ことごとく、です。

 

つまり、

 

 

「こうしたネガティブな経験を重ねて、

 学んでいけば、

 その先にはきっと幸せな未来がある…キラキラキラキラ

 

 

のではなく、

 

 

「幸せな、未来は、

 私にはない!!」

 

 

と諦めた。ゲローゲローゲロー

 

 

「私は一生これなんだ。

 志望して、決めて来たのだから、

 一生苦しんで、のたうちまわって

 死んでいくのだぁぁぁーーー」

 

 

(ほんと、書いててバカっぽい。

 でも本当にここまで諦めました。

 

 「その先の幸せ」、

 希望というものを、

 完っっっ全にぜんぶ捨てた)

 

 

 

 

でもって。

 

 

急にワープ。ロケットロケットロケット

 

 

 

 

 

いまがあります。

 

 

毎日、くつろいで幸せです(爆)

 

 

 

裏切り、嫉妬、嘘・偽り、その他の全部も、

何も自分から解決、していません。

実際、解決しようのないレベルのひどいことが

たくさん起きていたし。


 

 

いまだって変わらず、

いろいろなことが起こります。

 

「搾取」というのはちなみに、

せいぜい、仕事関係で見聞きし得るような

想像の範疇のことかと思っていましたが、

そうではなく、地球(宇宙)規模で

行われている経済機構のカラクリ、

それによる搾取のことでした。

これだっていま正に、

解決されずに起き続けています。

 

 

 

でも、

 

 

 

毎日、くつろいで幸せです。

 

起きること、

起きる思考、

起きる感情、

すべてに一切の関わりなく、

 

毎日、くつろいで幸せです。

 

 

派手な現実創造、望んでません。

実際、何も創造していません。

「叶った未来」を描くことすら、

していません。

 

 

それをする人、

現実を創る人は誰もいないと

氣づきました。

 

 

 

 

 

毎日、くつろいで幸せでいたら、

 

 

 

「あ…。

 こういうこと、誰かに伝えてみようかしら」

 

 

 

と思うようになりました。

 

 

それが「お役目」なんていうふうには

思わないけど、

過去と未来の自分も含め、

目に見えない大勢の「彼ら」が伝えてきたこと、

いまも伝えてきていることに対しては、

それなりに応えて生きられるように

なっているかな、と思います。

 

 

 

 

というか。

 

誰にも参考にならなさそうなことを

書いてしまいました。

 

ひとつ言えるとすれば、

すべて諦めたきったことにより、

非二元へのシフトが

よりスムーズにいった…氣はしないでもないですが、

でもやはり、希望もすべて諦めよう!と

人様にお勧めするものではありません。笑

 

 

 

 

自分は愛で光で創造主だということを思い出したり、

ネガティブを手放して統合するのが

進みたい道だと思う方は、

それを続けていらしたらよいのだと思います。

 

 

 

「私の場合は」、違った。

 

 

そっちより

非二元でいるのがいいやと思った

 

 

という、

そんなお話でした!

 

 

 

 

(ちなみに、面接官、モーセでした笑

 モーセはその後も数回現れて、

 面白いこといろいろ教えてくれました。

 十戒の、ウソとか。

 そのうち、書けそうなら書きます。

 物議を醸しちゃまずいなーと思うので、

 書けそうなら)