1998年10月21日に『さくら』は発売されました。



その少し前に発売された『海のYeah!』が売れまくってトリプルミリオン!を達成してしまったことの関係があったのかなかったのか、残念ながら『さくら』はミリオンに届かず、サザンとしては中ヒット?みたいな位置付けになっております…




(でもね、売り上げ枚数だけなら『人気者で行こう』よりも売れてるんですわ😓へぇ〜そうなんだーって感じ🤨)



でも、肝心なのは中身です😆



うーん、全体的に見ちゃうと重いというか、ちと暗いというか…『LOVE AFFAIR』なんかは曲調は明るいけど、なんつっても不倫ソングですからねー😅その辺、底抜けに楽しい!という風には行かないっちゅうのはあるかもしれません。(もちろん僕はだ〜い好き!ですけどね)



ただ、その分、しみじみ、じわじわ来る曲が多いって気はします。なんと言っても『私の世紀末カルテ』。。。初めて聴いた時は何が始まったのかと思いました。繰り返し聞くうちにボディブローのように効いてくる歌詞。シンプルだけど節回しも良いんだよにゃあ😌裏声になるとこなんて、かなり泣けます、ハイ。



その他にも特筆すべき曲は多いです。ちょっと下世話な言い方ですが、秋から冬にかけて聴くとピッタリです。しっとりとした気持ちになれる曲が目立つからかなー




それからこのアルバムを語る上でやっぱり当時の世相には触れておきたいです。



時は1998年。バブル期の狂躁はとっくに過去のものとなり、天災や人災が立て続けに起こり、それまでのお祭り騒ぎはなんだったんだという、ちょっと真面目な寂寥感。



そうなんです、神もノストラダムスも信じてないくせに、みんなが言っている世紀末が1999年だか、2000年だかも良く分からないまま、芥川龍之介さんの遺書みたいに「ぼんやりとした不安」が連鎖的に人々の心を侵食しつつある、そんな雰囲気だったんです、あの頃は。



少なくとも、浮かれ過ぎるとバチが当たる、とか、もう騙されないぞみたいな警戒感を、多くの人が持っていたように思いますね。




そういう事って、意図的にじゃないからこそ、逆に顕著に表れちゃうってこともあるかもしれません。当然のことながら、桑田さんだって「よし、暗いアルバムを作ろう!」なんて思わないでしょうからね。


 



さて曲ごとのお話しはまた今度のお楽しみにいたしまして、締めくくりに1998年と言えば、の話題をひとつ。





その年の暮れ、まさしく彗星のごとく突然現れたのが、宇多田ヒカルさんです!我々音楽ファンは元より、広く世間で大大大ブームを巻き起こした歌姫はなぜか中腰で、私たちの目の前に舞い降りたのです🥰


it’s automatic♪と口ずさみながら…