そのまま『経過観察』になることもあるという。
腫瘍はたいてい良性ということなので、
腫瘍が小さくて痛みもないなら、
経過観察になるらしい…
骨の中の骨髄が軟骨腫瘍化してしまい、
どんどん膨らむと外側の骨が薄くなり、
骨折しやすくなる
転んで手をついたり…
指をぶつけたり…
指で硬いものをギューッと押しただけで骨折し、
その時のレントゲンで腫瘍に気付く事もあるという。
そうなると、骨折を治してからの手術になるので、
治療にさらに時間がかかってしまう。
私も実際、
このままでもいいけど、
手術で腫瘍を取り出すことも出来る、
どちらでも。。。と治療方法は私に任されました
私は、小指を使うと痛みがあったので、普段の生活に不便があり手術を選択しましたが
でも、手術という提案もされない患者さんもいると聞いたことがあり(そういう人は腫瘍が小さいのかも)私には手術という選択肢が提示されただけ幸いだったのかもしれない。
最初の病院では、
自分の腰の骨を削り採って
指の腫瘍を掻き出した空洞の中に移植する、
と聞いていたので、
手術という選択をするまでには、
ためらいがありました。
でも、紹介先の大学病院では、
人工骨を詰めるという手術方法だったので、
体の他の場所にメスを入れなくてもすみ、
手術を選んで良かったと思います。
病気によって、治療方法、手術方法は、個人個人、進行状態、さらに病院によって、色々な治療方針があるので、最初に受診した病院によって、その後の展開が大きく関わってくると思いました。セカンドオピニオンを考えなければならないことも…。
私の場合、内軟骨腫が判った最初の個人病院は、
膠原病を見つけてくれた病院ではありましたが、
それに関しては病名判定(検査)もしてくれず、
病名もわからないままで
「痛いなら鎮痛剤を出しますよ」
という治療方針だった。
私が「病名調べなくていいんですか?」と聞いたら
「あなたはまだ症状が酷くないから、
鎮痛剤で様子みて、効かなかったら違う種類の鎮痛剤にして…」と言われたので、
不信感がつのっていました。
痛みの原因も調べず、痛み止めですますなんて…と。
何か内蔵疾患が進行していたかもしれない膠原病だったら…と思うと、恐ろしい…
軟骨種の手術なら紹介先での治療になるといわれ、
幸い❓病院の方から手を離してくれ、
紹介先の大学病院で、
信頼出来る先生方々に出会えたので、
その後はセカンドオピニオンは全く考えませんでした。
それまでは、どこで膠原病を調べてもらおうかと思い悩んでいましたから…
私は幸せ者です
ちゃんと病気を見つけてもらえたのですから。
内軟骨腫判明以降、全身性エリテマトーデス(SLE)、胸腺腫、緑内障・・・。
1年間でたくさんの病気が判明することになりましたが、どれも発見されなかったらと思うと恐ろしいことです
胸腺腫はすでに9cmの大きさ。
男性のゲンコツくらい
こんなに大きくても
気になるほどの自覚症状がないので、
SLEの主治医が見つけてくれなかったら、
さらに大きくなり、
浸潤、播種が進んでいたかもしれません…。
つまり、最初の病院で膠原病を鎮痛剤でやり過ごす治療に納得してたら…
大学病院の整形外科主治医に膠原病内科を紹介してもらってなかったら…
ネットで検索しない方がいいと言う人もいるけれど
自分で納得できる情報を得て勉強することも
大事かと私は思います
胸腺腫は今のSLE主治医にたどり着いていたからこそ、
見つかったのです。
緑内障も、
全く自覚症状はなく、
眼圧は全然高くないので、
健康診断で測る眼圧検査ではスルーでした。
幸いSLEの治療過程で見つかったからよかったものの、自覚症状が出てからでは、
視野欠損が進行してしまっていて、
視野は取り戻せないので、失明も…
これから内軟骨腫の手術を執刀してくれる
主治医H先生が
「膠原病をちゃんと調べましょう」
と言ってくれたからこそ、
今の膠原病の主治医に出会えたわけで、
そのSLEの検査過程で次から次へと病気が判明しているわけですから、
H先生には本当に感謝感謝なんですが、
先生自身はそんなに大感謝されることをしたと思っていないので、至って普通に何も変わらずに接してくれます。
それも有難いことです
まだ30代の若い先生なので、これからもたくさんの患者さんを助けてくれることでしょう。
長くなってしまいましたが
私は幸いだったなと思う今日この頃だったので
ついつい長々となってしまいました~
すみません、
聞き流して(読み流して?)くださって構いません~