こんにちは。須藤です。
昨日からの連載となる今日は、
花粉症の対策として、
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その②
花粉に反応しなくて良いカラダをつくる。というお話。
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一時しのぎではなくて、
根本的に改善したいと考える人に読んでいただきたい内容です。
なにが言いたいかというと
1960年代以前は、存在しなかったといわれる花粉症が
なぜ、今はたくさんの人が発症するの?
という、そもそも論になってしまうのですが…
地球温暖化の影響で飛散量が増えているとされる一方で
この問題は、私達人間のカラダの変化だとして
アレルギーの研究が進み、
やがて腸内環境がいかに大事かということが語られるようになりました。
何故なら、腸は免疫全体の約7割以上を担うから。
免疫には、【カラダに害となるものをやっつけるタイプ】と
自己免疫疾患のように、【敵じゃないのに攻撃をはじめて暴走するタイプ】があります。
花粉症は、後者にあたるんですね。
だから、花粉症対策には、
腸内環境改善が必須!!
欧米食を改めて、
日本食の素晴らしさを…
なのですが、
なかなか一筋縄ではいきません。
そこで、
免疫について調べていくと
免疫の暴走を止めるには。
免疫の暴走を抑える働きをしてくれる免疫(Tレグ細胞)
発動が必要なことがわかってきています。
マニアックなお話ですが…笑
Tレグ細胞の前駆体は胸腺で作られ、
クロストリジウム菌という腸内細菌によって生み出されます。
(クロストリジウム菌の中には有害な菌もある)
胸腺の働きを高めるには、ケイ素が必須なこと。
また、クロストリジウム菌が減少するとTレグ細胞が生み出せず
免疫の暴走を止められないことから、
腸内細菌を整えるには、腸活が必須。
さらに、
クロストリジウム菌は、腸内の食物繊維を食べて
「核酸」という物質を盛んに放出!!
(地味な存在ですが、食物繊維はやはりスゴイ!!)
この核酸が「落ち着いて!」と指令を出し、
暴走した免疫細胞の働きを抑えます。
この核酸とは、短鎖脂肪酸のことであり
なんと、短鎖脂肪酸と言えば【ギー】ですよね。
アーユルヴェーダが最も有益な油だと伝える【ギー】も必須なんです。
そして、ギーは
私の中で、
健康なカラダづくりの必須アイテムとなりました。
これらを総動員して行うのが、
須藤式ファスティングです。