新宿区神楽坂アーユルヴェーダエステヴァーマの須藤です。
厳しい残暑の中にも朝晩は心地良い涼しさを感じ、空も秋っぽくなってきましたね。
アーユルヴェーダの聖典では、ヴィサルガの季節に入っています。
太陽の強いエネルギーによって奪われ削り取られるアーダーナの季節とは対照的に月のエネルギーが満ちてくるヴィサルガは、満たされ、与え、生み出すエネルギー。
自然界も実りの収穫の時期を迎え、私たちの体力も徐々に上向きになっていきます。
ところが、初秋は夏の疲れが最も表面化しやすい時期。
ピッタ性の症状である炎症などの肌や胃のトラブル。
発熱する人もいらっしゃるでしょう。
さらに台風シーズンもあけていないこの季節の変わり目はヴァータが乱れている人にとってはかなりシンドイかもしれません。
ピッタを鎮静し、ヴァータをバランスする生活を意識してみましょう。
食事面では、「甘味」が双方をバランスします。
「甘味」は五大元素の土と水の要素。
ピッタとヴァータを鎮静します。
ただし、甘味の摂り過ぎはカパを乱しますから注意しましょう。
夏にアイスクリームなどの冷たいデザートが習慣になっている人は、そろそろ切り替えをした方が良さそうですね。
その他は、「渋味」「苦味」がピッタを鎮静します。
ちなみに今月のキッチンファーマシーでご紹介している【ライム】は、ピッタをあげたくないときに使える酸味として活躍します。
本来なら「酸味」はピッタを上げてしまいますが、ライムは苦味を含むためピッタをあげませんので、飲み物やお料理に上手に取り入れることができます。
また、この時期のスパイスは、乾燥ショウガや長コショウなどが勧められます。
唐辛子や生のショウガはピッタを上げてしまうため、過剰摂取には気を付けましょう。
本格的な「食欲の秋」に向けて、スパイスを上手に取り入れ、消化力も回復していきたいですね。
そして、大切にしたいのは「静かな時間」を持つこと。
刺激的なこと、慌ただしく過ごすこと、頑張りすぎることはせず、静寂を味わいながら、自分自身の心と身体を労わってあげてください。
ボディのセルフケアなど、のんびりと自分磨きをするのもおススメです。


