す新宿区神楽坂アーユルヴェーダエステヴァーマの須藤です。
便秘に悩む女性は、とても多いですね。
サロンにいらっしゃるお客様もそうですし、
急性の便秘で『出なくて辛い…』という経験は、私にもあります。
お腹が張るし、食欲はなくなるし、肌に吹き出物はでるし…
ところが、そんな不快な症状も時間の経過と共にあまり感じなくなったりします。
便秘の不快さは遠のくものの、原因不明の頭痛に悩むことになったり…
身体の中では、何がおきてるんでしょうか?
アーユルヴェーダでは、便秘も立派な病気としてとらえます。
何故なら、排便には代謝によって出たゴミを体外に出す!という重要な役目があるからです。
温かい体内にゴミを溜めたままにしていたらどうなるでしょう。
やがて腐敗して有毒なガスを発し…水分がなくなり固くなって…
だから、毎日の定期的な排便があることがとても重要なんですね。
アーユルヴェーダでは、病気にいたるまでの6段階の指標がありますが、
その中でも大変興味深いのは、身体からのサインは最初の部位からやがて全身のあらゆる場所に移動し、いずれ感じなくなるというもの。
いわゆる慢性症状ですね。
便秘はいつものことと軽く見ずに、日々の排便の状態に気を配り、乱れたら早めに整えたいですね。
今日は、幼少の頃から便秘もちだったという女性が1ヶ月足らずでスッカリ便秘が解消してしまったというお話。
何をしたの?の質問にその女性は、
『ちょっと早起きして時間のゆとりを持ったこと』
『朝、決まった時間に便座に座るのを習慣にしたこと』
『それと、トイレの前に少し冷たい水を飲むとスルッとでるんです!』
(便秘がひどい方は、便意を誘発させる刺激剤として冷水を上手に取り入れるのも場合によってはよいのです。)
以上❗️笑
これだけって、凄くないですか?
そんな簡単なことで、慢性の便秘が解消するのかと疑う人も少なくないかもしれません。
でも、時間にゆとりを持つこと、規則正しい習慣は、何よりヴァータの働きを整えます。
だから、便秘が解消したんです。
アーユルヴェーダのお医者様いわく、同様のアドバイスで便秘が解消した実例がいくつもあるのだそうです。
恐るべし生活習慣!
長年の便秘が解消され、周囲の人からは、
『スリムになったね』
『お肌がきれいになったね』
と褒めちぎられているとのこと。
私も、その女性が素敵に変化していく様子を側で見ていたので、凄く感動しました。
小さなことを毎日継続できるか。
日々の積み重ねで現在(いま)の自分があるということをイメージできれば、小さな積み重ねがやがて「慢性の便秘解消」という結果につながるんです。
薬やハーブに頼る前に、トイレに座る習慣を是非取り入れてみてください。^ ^
これからの季節は、温かいハーブオイルによるオイルマッサージも便秘によい効果が期待できますよ!