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翻訳家ヴェリッシモさんのブログ

ブラジル文学翻訳家のヴェリッシモです。日々の翻訳作業での思い、気づきなどをつらつらと書いていこうと思っています。

 翻訳家と自称して早、20年余りの歳月が流れました。これまで4冊の翻訳本を出版しましたが、印税をもらったことが一度もありません。ある行為に対して対価(お金)をもらって初めて“プロ”と認められるのだとしたら、私はまだ“アマ”の翻訳家なのでしょう。
 学生時代、ブラジル人作家パウロ・コエーリョの作品(『アルケミスト』)を翻訳してみては、というオファーをもらったことがありますが、一読してみて、今ひとつ翻訳したい作品とは思いませんでした。翻訳をやるか、やらないか決める際、どの翻訳家の方も同じだと思いますが、その作品に惚れ込むことが第一条件ではないでしょうか。一旦、翻訳を始めたら、私の場合、一冊完成するまで、早くて3年、普通は5年ぐらいの年月を要します。その間、作品と付き合って行く訳ですから、作品の選択は慎重を要しますね。
 私のフェーバリットの作家エリコ・ヴェリッシモとの出会いについては、ホームページ(“エリコ・ヴェリッシモとは)の項目”に掲載しておきましたので、そちらをお読みください。
 これまでは、翻訳完成→出版というプロセスを踏んで来ましたが、正直、今のご時世、文学冷遇の時代に、超マイナーなブラジル文学の作品を出版してくれるような出版社が見つかりません。ですから、今後はホームページを通して、自分の気の赴くまま、ガンガン発表していきます。

 「ブログって、何ですか?」と、言っていた、私、ヴェリッシモが、今日から未知なる世界に足を踏み入れて行くことを決心しました。一体、何を、どのように書いていけば良いのか皆目、分かりませんが。まあ、とりあえず、あまり肩肘を張らず、気楽にやって行くことにします。
 当初、このアメブロを通して、ブラジル文学、特にエリコ・ヴェリッシモという作家の作品の翻訳を発表して行こうと考えていましたが、分量が膨大ということもあり、断念し、weeblyというサイトで「エリコ・ヴェリッシモの世界」というホームページを作って、昨日からアップし始めました。併せて、そちらも見ていただけたら嬉しいです。(http://erico-verissimo.weebly.com)