バタバタとした日常に追われて、食事を楽しむ気持ちの余裕もなかなか・・・
今はおいしくて満腹になれば満足ですが、いつかは時間も楽しむようになりたいと思っています
テーブルにランチョンマットやお敷を敷いて、箸置は季節にちなんだもの
器も季節を意識して、料理に合わせてセレクトして・・・
想像するだけでも、素敵です
器は、和食器が好きです。
洋食器は素敵なのもあるんでしょうけど、わたしの心には響かない・・・
それも育った環境があるのかもしれません。
祖母は、筋金入りの器好き
有田から、年数回販売に来る業者さんがいらっしゃって、好みのものを購入
そこから使わなくなった器が、我が家へ
そんな訳で、器に関しては子供の頃からいいものを使っていた気がします。
祖母は華やかな器が好きで、黄色や藍色などを好んでいました。
わたしが初めて心を奪われたのは、備前焼のピッチャーを雑誌で見て・・・
シブい焼き締めの生地と、その存在感にホレてしまった
そんな器が作りたくて、陶芸を習いに二年程通いました。
大きな登り窯があるM先生の所へ・・・
時間が取れなくなり辞めてしまいましたが、とても楽しい経験でした
ピッチャーは作れずじまいでしたが、大皿や湯のみ茶碗などは今も使っています。
シブ好みだったわたしも、最近は発色のよい有田焼が魅力的に感じるように・・・
歳をとったせいでしょうか
ゆくゆくは、器を楽しみながら食事をしたいものです
祖母は現在90歳。
「大量の食器に潰されて死ぬ!」と冗談を言いつつも、元気に暮らしています。
食事のときは、塗りのお盆に蓋付きの器や華やかな器をセットして・・・
元気の源は、そこなのかも知れません