木曽の御嶽山に登る
今週は木曽の御嶽山に登った。日本を代表する霊峰の一つ。個人的には29年前に日本の3,000m峰21山の最後の1峰として登った思い出の山。その時は天候が良くなく、当時一緒に登った山仲間といつか再訪しようと話していたが、今回ようやく実現した。登山前日、黒沢口登山道の中の湯駐車場まで行く予定だったが、途中で豪雨に遭って道の駅三岳で車中泊となった。早朝の3時に中の湯駐車場に改めて向かい、日の出前に登山開始。心配していた天気も、日が昇る頃には空が明るくなり、森林限界を抜けて8合目の女人堂に着くと立ち並ぶ石碑の先に山頂が見えた。8合目からはペースダウンしてしまい、コースタイムからかなり遅れて3,067mの剣ヶ峰に登頂。頂上の御嶽神社で御朱印をいただく。大変な思いをした分だけ、登頂の喜びは大きかった。下山は火山灰が堆積して消失してしまった二ノ池から三ノ池を巡り、三ノ池道から女人堂を経て、中の湯駐車場に戻った。雲海に浮かぶ中央アルプスや乗鞍岳が見えた。そもそも大雲海を見るのも久しぶりだったので、眩しい展望を楽しんだ。三ノ池から下山途中にはガスも出たが、樹林帯に入るまで山頂が見えていて、本当に好天に恵まれた。今日の花。左:イワギキョウ、タカネヨモギ、イワツメクサ中:オンタデ雄、トウヤクリンドウ右:オンタデ雌、オヤマリンドウ、シナノオトギリこの日一番見たかったトウヤクリンドウ。二ノ池から三ノ池に向かう途中にたくさん咲いていた。今日の実。左:ゴゼンタチバナ、コメバツガザクラ、クロツリバナ中:ナナカマド、シラタマノキ右:コケモモ、クロマメノキ、オオヒョウタンボク晴天に映える赤いナナカマドの実。たくさんの実りを感じられる山歩きが楽しい。下山後、木曽福島の「木曽路の宿いわや」で後泊。350年以上の歴史ある温泉旅館で山行の疲れを癒した。二間続きの広い部屋、畳敷きの廊下、窓からは木曽川の流れ。食事会場では自分達以外が全てインバウンドに驚いたが、風情のある良い宿だった。翌日は開田高原までドライブ。御嶽山は雲に隠れて見えなかったが、満開の蕎麦畑とコスモス、可愛らしい木曽馬と出会う。同行の旧友に感謝しつつ帰路についた。