今週前半、山仲間と前日発1泊2日の計画で会津駒ヶ岳に登った。日曜日に尾瀬御池駐車場で車中泊。一晩中、雨が振り続いたが、天気予報通り朝5時に雨が止む。滝沢登山口に移動して登山開始。曇り空で展望が無い代わりに、登山道の花を楽しみながら歩いた。


会津駒の花①。
ニッコウキスゲ、ツマトリソウ、サンカヨウ、ミツバオウレン
マイズルソウ、アカモノ、チングルマ、ゴゼンタチバナ、イワカガミ
ウラジロナナカマド、イワイチョウ、ウラジロヨウラク、ショウジョウバカマ

御池駐車場にニッコウキスゲ。登山口から山頂まで、マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、イワカガミ、ツマトリソウが山道を彩る。稜線上には、チングルマ、イワイチョウ、ウラジロヨウラクが咲く。


本命のハクサンコザクラは咲き始め。雪解けの湿原に可憐な紅紫色の花が際立つ。咲いてて良かった。


雨が本降りになる前に駒の小屋に到着する。素泊りのみの小さな山小屋。自炊室にはランプが灯り、石油ストーブの火が暖かい。夕食は、ルーロー飯と牛テールスープ・ミニチキンラーメン入りとレトルトのハンバーグ。100均の食器に盛り付けて、それなりに見える料理が並んだ。

翌朝、小屋の前に出てみると、薄明の会津駒ヶ岳と駒の池が好天を予感させた。



山の風景。
会津駒ヶ岳南面、会津駒ヶ岳と中門岳の鞍部からの朝日、朝焼けの中門岳
会津駒ヶ岳の山頂標識、中門岳の山頂標識
日光白根山、尾瀬の燧岳と至仏山、越後三山の展望

連日の雨降りを覚悟していたが、朝焼けの雲の向こうに望外の朝日が昇る。会津駒ヶ岳から中門岳の稜線に広がる雪渓と湿原を散策し、前日には見られなかった展望を楽しんだ。
駒の小屋に戻って、朝食とパッキング。準備を整えて、御池に向かう縦走路に進む。前方に見える尾瀬の山々に向かって、富士見林道から大津岐峠を経て大杉林道を歩いた。


会津駒の花②。
左:ハクサンシャクナゲ、ハクサンチドリ、エンレイソウ、シナノキンバイ、カラマツソウ
中:コバイケイソウ、タテヤマリンドウ、クルマユリ、ベニサラサドウダン
右:ユキザサ、イワウチワ、ハクサンフウロ、コゴメグサ、ナエバキスミレ

陽射しを受けた花が輝いて見える。コバイケイソウ、シナノキンバイ、ベニサラサドウダン、クルマユリ、ハクサンチドリが賑やか。ハクサンコザクラも咲いていた。中でも、タテヤマリンドウが群生する湿原は印象的だった。


会津駒の花③と他。
サンカヨウ、アキアカネ、ニョイスミレ
ウラギンヒョウモン、ホシガラス、モンキチョウ、ヒメウラナミジャノメ
ネバリノギラン、ワタスゲ、裁ちそば

一夜明けてサンカヨウの白い花は雨に打たれて、花弁が透き通っている。ニョイスミレの小さい花がたくさん咲いていた。ワタスゲの綿毛が濡れてフワフワでなかったのは残念。数種の蝶と赤くなる前の赤トンボが飛来し、ホシガラスは逃げもせずにすぐ目の前で鳴いていた。

花と景色を楽しむのに忙しく、コースタイムを幾分オーバーして御池駐車場に下山する。燧の湯で温泉に入り、道の駅で岩魚と舞茸の天ぷらそばを食べて、会津駒ヶ岳の素敵な花の山旅を思い返し、奇跡的な晴天に感謝して帰路に就いた。


《前回の登山の記事》