愛してる。
ヴェルディが亡くなるかもしれない。
ここ数年、実しやかに囁かれていたことが、十分すぎるほどに現実味を帯びていることが最近の報道で明らかになっていた。
親会社の日テレが経営本体から撤退する方針。
しかし、その後を引き継ぐ企業がない。(という話だが…)
苦肉の策として、OBを中心に持ち株会社を設立。
その会社への経営権の譲渡がJリーグに認められるか否か?
NOであれば、ヴェルディは解散・消滅である。
かなりものすごくざっくりだが、ヴェルディ解散・消滅危機の概要はこんなところである。
その結論が今日のJリーグの理事会で出るということで、1日中出来る限りのアンテナを張って情報を掻き集めた。
おかげで今日は何にも手につかなかった。
結局、明日のヴェルディの臨時株主総会を経て、ヴェルディ側からすべてが発表されるということで、今日は僕史上最大の待ちぼうけ&肩透かしを食らった。
Jリーグ側からこの件に関して何も情報が出なかったのは、ヴェルディ側の強い要望だということだ。
これが何を意味しているのか、モノをよく知らないのでわからないのだが、日テレが上場企業であることがその理由であろうと尊敬する人のブログに書いてあった。
そうか。ふうん。
そりゃ、これだけドタバタすりゃ、当然文字通り株も下がるばかりと思ってたけど、超不採算部門が整理できるんだから、日テレ的にはこれにて一件落着って見方もできるってことでもあるわけね。
世の中って複雑。
どうあれ、結論はすでに出てるということだろう。
ならば、もうこれ以上焦らさないで教えて欲しい。と全ヴェルディサポーター&ファンは思っているだろう。
眠れぬ夜が延長戦に突入するのは、正直しんどい。
「俺のヴェルディ」という歌がある。
俺のヴェルディ おー おー
俺のヴェルディ おー おー
俺のヴェルディ おー おー
おー ヴェルディ 愛してるー!
(2008ホーム開幕戦にて)
(2007昇格が事実上決定してのセレモニーにて)
※なぜか動画が貼れない!
という、実にシンプルでストレートな歌である。
試合前の選手入場の時、勝利した選手達が試合後に挨拶にくるのを迎える時、劇的な大逆転をしてゲームが締まるまでの間、時にはアップテンポで、時にはスローで、この歌を歌う。
僕はこの歌が大好きだ。
愛してる。
そもそも正確にはどんな意味なんだろう。
それすらわかっちゃいないんだけど、それでもこの歌を歌う時、普段口にすることがないこの言葉を叫ぶ時、僕の中の何かが大きく鼓動して、揺さぶられる。
きっと理屈ではない。
どんなにダメでも悪くても弱くても、「ヴェルディ愛してる」と大きな声で歌えるこのチームが僕はどうしても好きなのだ。
「好きになっちゃったもんはしょうがないよな~」
スタジアムでしか会うことのない、あの人(坊主のイケメンの人)と、あの人(大阪に住んでるメガネの会社社長)と、3人でその日のヴェルディを語って、最後に合言葉のように笑ってこう言い合って別れる。
そういう週末が楽しいのだ。
とりあえず、ヴェルディが無くならなければ、今はもうそれ以上は望まない。
どんなカタチであれ、チームが存続してくれれば、もうそれで良い。
時価5千万円と言われている胸スポンサーでさえ見つからなかったのだ。
日テレよりお金を出してくれる親が見つかっているとは、とうてい思えない。
チームが存続したとして、大幅な経営規模縮小は、もはや既定路線だろう。
最悪の事態まで想定しつくしたし、2度の降格→選手大量離脱を経験しているし、チームが崩壊しかかることへの耐性はついている、はず。
地域リーグからの出直しになろうと、選手が全員アマチュアになろうと、地方へ移転することになろうと、「ヴェルディ」という名前がある限り、僕が死ぬかチームが消滅しない限り応援していくつもりである。
思えば、菅野美穂、Perfume、好きになったアイドルの存在がマイナーであればあるほど、追っかけているのは楽しかった。
サッカーもきっと同じだろ。と、ここで無理矢理ポジってみる。
とにかく、明日を待つしかない。もう日付変わったから今日か。
そういえば、明日、水道が止まる。
さっきそれを思い出して慌ててコンビニに料金を払いに行った。
一番近くのコンビニの店員に個人情報を晒すのは嫌なので、4番目に近いローソンまで小雨のパラつく中、緑色の自転車を走らせた。
コンビニに着くと、ドリカムの「やさしいキスをして」が流れていて、店員がバーコードを読み取る最中、それが妙に心に染みた。
コンビニを出てもそれが頭から離れず、物悲しい気持ちになったので、「俺のヴェルディ」を歌いながら帰ってきた。
途中、2人とすれ違ったけど、別に平気だった。
ちなみに酒は一滴も飲んでいない。
最近はバックスタンドで試合前に歌う時は、図らずも一人のことが多い。
これもぜんぜん恥ずかしいと思わなくなってきた。
きっと男はこうやって、恥を恥とも思わなくなる代わりに、悲しみや苦しみにもビクともしない「おじさん」という生きものへとなっていくに違いない。
そんな僕に誰か「愛」の意味を教えてください。
もう30歳なので、お母さん以外の人を激しく希望します。
☆今日の動画☆
「やさしいキスをして」 DREAMS COME TRUE
吉田のヴォーカルと中村のベースだけヴァージョン。
このアレンジは余計泣ける。
ここ数年、実しやかに囁かれていたことが、十分すぎるほどに現実味を帯びていることが最近の報道で明らかになっていた。
親会社の日テレが経営本体から撤退する方針。
しかし、その後を引き継ぐ企業がない。(という話だが…)
苦肉の策として、OBを中心に持ち株会社を設立。
その会社への経営権の譲渡がJリーグに認められるか否か?
NOであれば、ヴェルディは解散・消滅である。
かなりものすごくざっくりだが、ヴェルディ解散・消滅危機の概要はこんなところである。
その結論が今日のJリーグの理事会で出るということで、1日中出来る限りのアンテナを張って情報を掻き集めた。
おかげで今日は何にも手につかなかった。
結局、明日のヴェルディの臨時株主総会を経て、ヴェルディ側からすべてが発表されるということで、今日は僕史上最大の待ちぼうけ&肩透かしを食らった。
Jリーグ側からこの件に関して何も情報が出なかったのは、ヴェルディ側の強い要望だということだ。
これが何を意味しているのか、モノをよく知らないのでわからないのだが、日テレが上場企業であることがその理由であろうと尊敬する人のブログに書いてあった。
そうか。ふうん。
そりゃ、これだけドタバタすりゃ、当然文字通り株も下がるばかりと思ってたけど、超不採算部門が整理できるんだから、日テレ的にはこれにて一件落着って見方もできるってことでもあるわけね。
世の中って複雑。
どうあれ、結論はすでに出てるということだろう。
ならば、もうこれ以上焦らさないで教えて欲しい。と全ヴェルディサポーター&ファンは思っているだろう。
眠れぬ夜が延長戦に突入するのは、正直しんどい。
「俺のヴェルディ」という歌がある。
俺のヴェルディ おー おー
俺のヴェルディ おー おー
俺のヴェルディ おー おー
おー ヴェルディ 愛してるー!
(2008ホーム開幕戦にて)
(2007昇格が事実上決定してのセレモニーにて)
※なぜか動画が貼れない!
という、実にシンプルでストレートな歌である。
試合前の選手入場の時、勝利した選手達が試合後に挨拶にくるのを迎える時、劇的な大逆転をしてゲームが締まるまでの間、時にはアップテンポで、時にはスローで、この歌を歌う。
僕はこの歌が大好きだ。
愛してる。
そもそも正確にはどんな意味なんだろう。
それすらわかっちゃいないんだけど、それでもこの歌を歌う時、普段口にすることがないこの言葉を叫ぶ時、僕の中の何かが大きく鼓動して、揺さぶられる。
きっと理屈ではない。
どんなにダメでも悪くても弱くても、「ヴェルディ愛してる」と大きな声で歌えるこのチームが僕はどうしても好きなのだ。
「好きになっちゃったもんはしょうがないよな~」
スタジアムでしか会うことのない、あの人(坊主のイケメンの人)と、あの人(大阪に住んでるメガネの会社社長)と、3人でその日のヴェルディを語って、最後に合言葉のように笑ってこう言い合って別れる。
そういう週末が楽しいのだ。
とりあえず、ヴェルディが無くならなければ、今はもうそれ以上は望まない。
どんなカタチであれ、チームが存続してくれれば、もうそれで良い。
時価5千万円と言われている胸スポンサーでさえ見つからなかったのだ。
日テレよりお金を出してくれる親が見つかっているとは、とうてい思えない。
チームが存続したとして、大幅な経営規模縮小は、もはや既定路線だろう。
最悪の事態まで想定しつくしたし、2度の降格→選手大量離脱を経験しているし、チームが崩壊しかかることへの耐性はついている、はず。
地域リーグからの出直しになろうと、選手が全員アマチュアになろうと、地方へ移転することになろうと、「ヴェルディ」という名前がある限り、僕が死ぬかチームが消滅しない限り応援していくつもりである。
思えば、菅野美穂、Perfume、好きになったアイドルの存在がマイナーであればあるほど、追っかけているのは楽しかった。
サッカーもきっと同じだろ。と、ここで無理矢理ポジってみる。
とにかく、明日を待つしかない。もう日付変わったから今日か。
そういえば、明日、水道が止まる。
さっきそれを思い出して慌ててコンビニに料金を払いに行った。
一番近くのコンビニの店員に個人情報を晒すのは嫌なので、4番目に近いローソンまで小雨のパラつく中、緑色の自転車を走らせた。
コンビニに着くと、ドリカムの「やさしいキスをして」が流れていて、店員がバーコードを読み取る最中、それが妙に心に染みた。
コンビニを出てもそれが頭から離れず、物悲しい気持ちになったので、「俺のヴェルディ」を歌いながら帰ってきた。
途中、2人とすれ違ったけど、別に平気だった。
ちなみに酒は一滴も飲んでいない。
最近はバックスタンドで試合前に歌う時は、図らずも一人のことが多い。
これもぜんぜん恥ずかしいと思わなくなってきた。
きっと男はこうやって、恥を恥とも思わなくなる代わりに、悲しみや苦しみにもビクともしない「おじさん」という生きものへとなっていくに違いない。
そんな僕に誰か「愛」の意味を教えてください。
もう30歳なので、お母さん以外の人を激しく希望します。
☆今日の動画☆
「やさしいキスをして」 DREAMS COME TRUE
吉田のヴォーカルと中村のベースだけヴァージョン。
このアレンジは余計泣ける。