昇格選手紹介1、杉本竜士くん | 名門復活を信じて

昇格選手紹介1、杉本竜士くん

名門復活を信じて-F1030048.jpg

名門復活を信じて-F1030055.jpg

名門復活を信じて-F1000651.jpg

杉本竜士くん、Uー18代表で今年度クラブユース選手権MVP獲得選手でヴェルディユースのキャプテンです。

ヴェルディユース背番号8番、166センチ、59キロ。

データはプレミアリーグより。


あれは去年のプリンスリーグの深川で行われたアウェイのダービーだった。

深川グランドは観客スペースがほとんどグランドレベルで迫力満点、勢い余って選手が飛んでくる(笑)

多分この日の竜士くんのプレーを見て、「凄いなこいつ(^_^;)」と初めて竜士くんに注目するようになったきっかけだった。

左サイドでボールを受けるなり、ドリブル開始、相対する選手と1対1になって、自分の間合いに入った瞬間仕掛ける!

縦にも行き、中にカットインもする。

しかも闘志剥き出しで仕掛けるから、炎が走るかのごとく、相対した選手は火傷をしてしまう勢いだ(笑)

ドリブルが上手いだけでなく、瞬間的な反転も凄まじい速さで、「ターン」一つで観客を湧かすことが出来る。

アジリティーも凄まじい。

この昨年の深川での試合で左サイドで竜士くんが仕掛けたが、勢い余ってドリブルで突っかけた際にボールを忘れてタッチライン際でボールと竜士くんの間に相手ディフェンスが体を入れて自分のボールにした。

しかしその瞬間、竜士くんは二倍速の瞬間的なスピードでタッチライン外に出でくるっと回ってボールを強奪(笑)しマイボールにして、ゴールに向けてドリブル開始するという文章で書くと分かりづらいが信じられないアジリティーでボールを相手から奪い返した。

これは本当にびっくりして二倍速にマジで見えるくらい瞬間的なスピードが素晴らしい。


この日を境に完全に竜士くんに一目惚れとなった(笑)

名前は知っていた。

ユースを05年から見ているが、本当に本格的に見始めたのは俊幸が2年生のころ。

3年生の時のプリンスリーグのチーム紹介に杉本竜士という名前があった。

竜士って名前がまずいい。

しかしまだこの時はプレーを見たことはなく、彼を初めて見たのはこの年のプリンスリーグアウェイ浦和戦で駒場で行われた試合だ。

この時サポートメンバーで駒場のメインスタジアムに小さな体の杉本竜士くんがいた。



竜士くんは間違いなくユース年代ナンバーワンのドリブラーだ。

彼のドリブルはスピードで相手を置き去りにする俊幸のようなドリブラーではなく、瞬間瞬間相対する相手の体重移動を察知して、体重がかかった逆を取って突破するドリブラーだ。

しかも彼は瞬間的に突破する際、めちゃくちゃ体勢が低くキレがあり速いので、目の前からいきなり消える状況になるらしい(^_^;)


しかも彼は単なるドリブラーではない。

主戦場は左MFだが右サイドからの展開が始まると、相対するディフェンスがボールウォッチャーになっているうちにスルスルスルとゴール前に移動してボールを受けてゴールを陥れる。

しかもシュートが上手い!

彼はペナルティエリアの中でめちゃくちゃ冷静で先日のフロンターレ戦でも、逆転ゴールをチップ気味のキックで冷静にゴールネットにパスしている。

ペナルティエリア内でのアイデアが豊富でシュートが上手い。

しかも彼は小さな体ながら、強烈なミドルシュートやフリーキックも蹴る。

しかも、竜士くんは攻撃だけでなく凄まじい運動量で前線からの守備もするようになった。

そして去年までは熱くなりすぎて、カードをもらうことも多々あったが、今年は2月のネクストジェネレーションカップでJリーグ選抜のキャプテンを任され、ヴェルディユースでも「一番上手いから」という理由(笑)でキャプテンを務めた。

これにより精神的にも一皮むけて、安定した精神状態で90分ハイパフォーマンスを続けることが出きるようになった。


ドリブラー好きなら10人が10人、竜士くんに惚れるだろう(笑)

とにかく見ていて飽きないし、あまりに凄すぎて笑ってしまうことも有るくらいだ。


当たり前だが間違いなく即戦力で来季はレギュラー候補と今から言っておく!


彼を見れるのは幸せだ(笑)

俺が書いていることを、まだ竜士くんを見たことない人も時間の問題で理解するはずだ(笑)




おそらく残り試合で試合にからむはずだ。

そういう話を聞いている。

火の出るような闘志から繰り出すドリブル突破と素晴らしいシュートをご期待ください!