滋賀県の北西部に位置する高島市マキノ町
原木生椎茸とまくわ瓜の栽培を中心に
露地栽培で年間約100種類の野菜を作られている
「みなくちふぁーむ」さんへおじゃましてきました
美男美女で、とってもあたたかなご夫婦に迎えられました~
今の季節は夏の名残のお野菜
コリンキー、おくら、かわいいパプリカ ぷちピーや
走りのお野菜
にんじん、水菜、大根などが育っていました
コリンキー
収穫体験までさせていただきました 赤おくら
赤軸水菜は彩も美しくて最近よくお料理にとりいれているお野菜です
昨日のお鍋料理の取材や次のイベントのレシピでも使います(*^▽^*)
みなくちファームさんでは、
12月頃にはカラフルな5色のにんじんや色大根なども育ってきます。
数種類のレタス、カブ、さつまいも、さまざまな種類のズッキーニ、サラダごぼう、茎ブロッコリー、えごま、とうもろこしなど作られていて、いろんな季節に訪れてみたくなります。
すべて、栽培期間農薬不使用・有機栽培のお野菜
今回一番おどろいたのがこちらの
「食用ほおずき」
時期的には、もう終わりかけなのですが
1つ食べさせていただいて
その甘さにびっくり
黄色く色づいたものをいただきました。
そして、次は原木生椎茸の圃場へ
まずはその広さと、整然と並ぶ美しさに目を奪われました。
水口さんは、お父様と一緒に
くぬぎの木を伐採するところから始められます。
一年目の木は写真奥のように横にして乾燥させます
収穫には1年8カ月かかり、年々収量は減り3年で収穫は終わります。
スーパーで売っている菌床栽培のきのこは8か月で収穫できます。
原木栽培の生椎茸の美味しさは、こんな違いからも生まれてくるのですね。
毎年収量を揃えるために新しい榾木(ほだぎ)を準備されます。
約20キロの木を運ぶだけでも相当な重労働です。
滋賀県でも林業の衰退による山の手入れの問題が各地であります。
椎茸栽培のための木の伐採は、これらの問題の解決にも役立っています。
そして、畑の土に収穫の終わったくぬぎの木を肥料として使われていることも
美味しい野菜作りに役立っているのかもしれません。
マキノ町のこの辺りは10月11月に時雨やすい気候であることが
原木しいたけの栽培に適しているそうです。
みなくちファームさんでは、干し野菜、野菜パウダー・野菜塩などの加工・販売もあります。
干し椎茸も立派で、もとの椎茸の大きさが想像できます~
榾木(ほだぎ)の太さとしいたけの大きさは比例するそうです
大根がしっかり太めの切り干し大根もあります
1つ頂いたので、お料理するのが楽しみで―す
頂いた水菜、プチぴー、カラフルミニトマトと生ハム・クリームチーズを合わせて
フレッシュ野菜の贅沢サラダ
コリンキーは濃厚ポタージュで頂きましたー
優しい方が作られるお野菜はやっぱり優しい味がします
ごちそうさまでした
みなくちファーム・・・・高島市マキノ町蛭口1386-8
有名なマキノ町のメタセコイア並木のすぐ近くです。
お忙しい中、本当にいろいろなお話を聞かせてくださり、
圃場を案内くださった水口ご夫妻に感謝です。
高島の素敵な農家さん、素敵なお店はまだまだつづきますー