木曽路はすべて山の中である (1)我輩の知人は画家を志していたが、フェルメールの絵を見て断念したと言う。 我輩は藤村の「夜明け前」の一行を読んで小説家を断念した。 もともと画家でも小説家でもない器だったと言うのが本当の所である。 「是より北 木曽路」の碑は藤村の筆によるもので我輩の訪ねたい所の一つであった。 木曽街道の入り口に建っている。 (2)芭蕉の句碑「送られつ 送りつ 果ては 木曽のあき」も。