映画「山猫」
とにかく大好きなタイプの映画です
貴族生活の調度品や衣装、食事、宝飾品、そして舞踏会!
こだわり抜いた映像はまるで美しい絵画のようでした。
アランドロンのカッコよさと言ったら、正統派の美男子(これ今も使う?)ですね
ただ、そういうのにばかり意識しすぎていたのか、ぐぐっと迫ってくるものがどこかにいっちゃった。
1か月前くらいに観に行ったのですが、大ヒットにつきアンコール上映が決まったようで、
八丁座で、10月9日(日)・11(火)・13(木)の3日のみの上映されます。
- 原題:Il gattopardo
- 監督:ルキノ・ビスコンティ
- 製作年:1963年
- 製作国:イタリア・フランス合作
- キャスト:バート・ランカスター(サリーナ公爵)、アラン・ドロン(タンクレディ)、
- クラウディア・カルディナー(アンジェリカ)
- 日本初公開:1964年1月18日
- 上映時間:187分
(画像はお借りしました)
イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティの代表作で、第16回カンヌ国際映画祭で最高賞(グランプリ)に輝いたドラマ。日本では1964年、短縮された英語版で初公開された後、81年にイタリア語のオリジナル完全版が公開されたがプリントの状態は悪かった。そのイタリア語完全版を、撮影監督のジュゼッペ・ロトゥンノ監修のもと復元させたのが「イタリア語・完全復元版」で、2004年に公開された。16年、ビスコンティ監督の生誕110周年、没後40年を記念した特集上映「ヴィスコンティと美しき男たち アラン・ドロンとヘルムート・バーガー」では「山猫 4K修復版」として、「イタリア語・完全復元版」を初の4K映像で劇場公開。統一戦争に揺れる1860年のイタリア。シチリア島を長年に渡って統治してきた名門サリーナ公爵家にも革命の波が押し寄せる。貴族社会の終焉を感じながらも優雅な暮らしを続ける公爵は一家を連れて避暑地へと向かうが、革命軍の闘士となった公爵の甥タンクレディが、新興ブルジョワジーの娘アンジェリカと恋に落ちてしまう。(映画comから抜粋)
アンジェリカがですね、一気に嫌いになったシーンがありました。品のないジョークにいつまでもバカ笑いをして、なんて人なんだーーと。しかしそれはルキノ・ヴィスコンティ監督の手腕だったわけで、品位の欠落が貴族と、平民の距離をずぶさに表わしていて、こっちに一瞬にしてそう思わせてしまったことの演出力に脱帽しました。
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