チョタ
エクアドルサッカーのルーツを探るために、
キト市内から車で3時間ほど離れた
チョタ渓谷を見に行ってきました。
エクアドル代表は、02W杯、6W杯と
2大会連続でワールドカップに出場を果たしています。
その選手達のうち、7名くらいが皆同じ「チョタ」の
出身選手でした。
チョタ渓谷は、植民地時代の17世紀にアフリカから
労働のために連れてこられた奴隷たちの子孫が住んでいます。
1988年にユーゴスラビア(当時)から招聘された
ドラスコビッチ氏は、エクアドルサッカー革命の父です。
選手発掘のためにエクアドル全土を旅している時に、
アンゴラ移民の住むチョタに辿り着きました。
彼らは身体能力に優れ、かつ控えめな性格を持ち
幼い頃からストリートサッカーで技術を磨いた
ダイヤの原石のような存在でした。
エクアドル最高の選手、デルガドもその1人だったそうです。
最近では、リベルタドーレスで大活躍しスペインに移籍した
ゲロン選手、
12月に来日する中では、カンポス選手もチョタ出身です。
今回、そのチョタに向かったのですが
ひとくちに3時間といっても、赤道を越え、
アンデスの山道をただひたすら走り続けるという過酷なものでした。
車酔いが特技の私にとって、この挑戦はとんでもないものでした。
しかし、それほどの思いをしても行った価値はありました。
頭に描くイメージとほぼ同じ姿が、そこにはありました。
現在のチョタは、デルガドらの活躍で注目度が増し
以前とは少し異なる姿を見せていると言います。
電気も引かれているし、場所によっては整備されているところも
ありました。
それでも、チョタのほとんどの子どもたちは
でこぼこの地面の上を、ぼろぼろのシューズで、
ぼろぼろのボールを必死に追っていました。
しかし、その眼の輝きは素晴らしかったです。
そのチョタに産まれたデルガドは、ドラスコビッチ氏に見出され
ワールドカップで歴史的初得点をあげ
エクアドル最高の選手としての地位を得ると、
チョタのためにデルガド財団を設立し、医療施設や
サッカースクールを作ったりして故郷に貢献しています。
そして南米を制し、12月にはクラブワールドカップの
舞台に立ちます。
LDUキトの日本での活躍をチョタの子どもたちが
テレビで見ることは難しいですが、
エクアドルのクラブとして初めて歴史的な舞台に立ち
プレーしたという事実は、きっとチョタの子どもたちに
夢と希望を与えるでしょう。
エクアドルに来ている間に、東京ヴェルディが沈んでいました。
ディエゴ選手が今季残り全て出場停止ということで
心配はしていたのですが、ヤバイですね。
残りの対戦相手を考えると、これはまずい。
浦和は、何とか生き残っていますね。
来季をにらみながらも、残り試合で結果を出していくこと。
気づけばリーグ制覇・・・なんて可能性もありますが
今季のこの混戦は誰にも予想がつきません。
これが、それぞれレベルアップしての混戦だったら
非常に楽しいのですが、
それぞれスケールダウンしての混戦なので
あまり盛り上がりません。
まあ、わが西武ライオンズが見事日本一に輝いたことだし
埼玉がんばりましょう。
Boa sorte!

