対人コミュニケーションにおいて、欠かせないエッセンスが
2つあると思います。
①人を信じる
②人に興味を持つ
では、“人に興味を持つ”とはなにか?
それは 人の感情に寄り添うこと です。
どれだけ重要な話をしても、対話に時間をかけたとしても
人としての信頼関係を構築せずには
仕事も恋愛もうまくいきません。
人との対話の中で
話の内容に意識を集中させて反応する、というよりは
“話し手の立場に立ちながら、話を受け入れていく”
というスタンスです。
コミュニケーションは立場替えです。
例えば、
▼事象に向き合う場合
「最近ワクチン打ってきたけど、2回目はいつになるかわからないんだよね🤔」
by. 友達
「わ!いつ打ってきたの?痛かった?」by. 私
これは、ワクチン自体に興味を持って話しています。
“最近のワクチンってどんな感じなんだろ…” “やっぱり痛いのかな?”
↓
人の心 < 話の事柄に反応してしまっている、、
▼人に向き合う場合
「最近ワクチン打ってきたけど、2回目はいつになるかわからないんだよね🤔」
by. 友達
「え!ワクチン痛かった?😭」「辛いよね😣大変だったね」by. 私
同じトピックでも、相手の気持ちに寄り添った反応をしています。
“なんで、どうして相手がこの話をしているのか”
“どういう気持ちなのか”
↓
対話の中でこれを意識するから、相手を理解できる。
それが、相手に興味を持つということです。
思うに、若いうちからキャリア形成に力を入れてきた人などが、
これまでに培った思考フレーム
(ディスカッション、ミーティング、プレゼンテーションetc. )
で対話をすると
事柄に意識を向けるコミュニケーションスタイルが確立されがち...?
男性脳かな。
その場合は、
a. 理性、戦略、ロジック、計算的な会話が求められる場面では、
“事象” に視点を置いて反応する。
(=これまでの思考フレームでOK)
b. 対人コミュニケーション、プライベート、男女の意思疎通、他者理解
をしたい場面では、“感情” に寄り添って反応する。
こういう棲み分けができると
真のコミュニケーション能力が身に付きます。