顔晴ル本業なし社長のblog

今日道端で6年前に付き合っていた元彼女に似た女性とすれ違った。

その女性はオレよりちょい背が高く横幅も広いスーツ姿のガッチリとした男性と腕を組んで歩いていた。

似てるとは言え、もしかしたら?

という期待も頭の中を飛び回り無意識のうちにオレの足が勝手にそのカップルの正面へ歩み出し間近でその女性の顔、全身を見つめた。


ありえないことは分かっている。


彼女とは大学2年の頃に付き合い始めた。
彼女は矢田亜希子そっくりの笑顔の可愛い身長も高く歌手を目指してた1つ下の女だ。

彼女というより婚約者とまで絆が結ばれていた。


別れたのはいつだったかな・・・
成人式にはオレの実家にきて我が家に馴染み出し始めてた頃だからオレが20歳の頃だな。

だから6年前になるのか・・・

なんで
彼女の話をしてるかわからなくなってきたけど。自慢するがためじゃない。ただ単に綴りたいんだ。

誰かに読んでほしいと思わないしオレも見返すこともない記事になるだろうね。


とか書いている最中に涙がでてきた。まぢで。あは。
これを世間で言われる”未練たらし”っていうのか。
まー別に未練でも何でもいい。周りからどー思われてもいい。


あー涙と鼻水が口元まで垂れてくる。しょっぱい。
このしょっぱさが彼女との初旅行である熱海の浜辺の浅瀬ではしゃいでるおれたちの光景が浮かんでくる。
楽しそうにしている姿、バカはしゃぎしている。バカだと思っていただいていい。


忘れかけていた過去の絵が

目をつぶるとスライドショーのように次々とオレのまぶたをスクリーン代わりに映像化して流れてくる。


別れは
彼女を親に紹介して間もなくの頃だった。

別れた理由なんて1つもない。分からなかった。
お互い浮気もしていない。喧嘩もしていない。暴力もふるわない。オレの親とも仲良かった。大げさな価値観の違いなどなかった。お互いの重みなんて一切感じなかった。毎日が楽しい日々が続いていたのに。

なのに別れた。


急にオレの元から離れていったんだ。


でも
別れた大きな原因はオレにあるのかもしれない。イヤ、間違いなくオレだ。
離れていった前日にオレがこう彼女に言ったんだ。


「たまには実家に帰れよ」って。


その会話には喧嘩などはない。上京してから一度も帰省していなかったからそう言っただけだ。

オレの大学の友達もその会話の和に入っていた。


次の日彼女はオレの行った通り実家に帰省した。連絡も取り合った。

実家に「ついたよ~」に対して「ゆっくりしてきなよ~」と。


いつものように会話をした。


その日だった。


彼女の実家地域で大地震が起きていた。


オレは大学の講義に普通に出席していた。関東でも大きな揺れを観測した。

オレのキャンパスは古い建物だったから凄い揺れた。

その揺れを楽しんでいるバカもいた。


大学の図書館のエントランスにある大画面のモニターに地震速報が映し出されていた。

日本列島上に震度が載せられた時にはびっくりしていた。東京が震度5ってことが。

それにただ驚いていた。

彼女にメールを送った。
内容は全て覚えてなかったが「今ちょ~揺れたよ。」程度のことだ。

いつもなら即行返信があるのに
今回に限っては中々返事が来なかった。

そのまま友達が帰っていく中、

図書館でモニターのニュースを見ながら1人夜遅くまで残っていた。

それでも返事がこない。


久々の実家だし友達と遊んでいるのかなと思ってた。

あまりにも無反応だから
電話をかけてみたが「ツーツー」としか聞こえなかった。
つながったと思ったら「電波の届かないところにいるか・・」になる。

何かあったのかな?と思いつつも、

時間が時間だから家に帰宅することにした。


コンビニで晩ご飯買って普通に帰宅して普通に風呂入って普通にくつろいでいた。

そしていつものようにテレビをつけた。


そこに映し出された光景が悲惨なことばかりだ。
彼女の実家の地域がめちゃくちゃになっている光景だ。

直ぐ電話をかけた。
でも変わらぬツーツーだ。


オレの親から電話がかかってきた。「大丈夫か?」みたいな彼女への心配だ。

そのとき初めてヤバい事に気づいた。


恐くなった。真っ白になった。真っ黒になった。心配というより意味がわからなくなった。

彼女とは中々連絡がつかない。


テレビでは
家屋、道などがボロボロになっている映像が流れてる。

余震だか何だか知らないが強い揺れや弱い揺れを繰り返していた。


報道で
現地には立ち寄らないようと伝えていた。

新幹線の予約もとれなかった。電車も走らない。タクシーで行く金などない。

ただただ彼女の連絡を待つしかなかった。

1日、2日、3日・・・
何日たっても連絡がつかない。


オレは現地に向かうことにした。
けど彼女の実家は一度も行ったことがない。住所もわからない。

住んでる地名だけしかわからなかった。地名と本名で探し当てるしかなかった。


そして

嘘だろと思う事が起きていた。

大学では友達に”この殺人者”なんて言われた。
冗談でもきつかった。


彼女の親からも責められた。

オレはひたすら頭をさげた。


でも
オレの一言で災害に遭遇してしまったことは確かだ。
恐いよ。恐かったよ。辛いよ。本当に辛かったよ。

わかんねーだろうな。この恐怖だかなんだかわかんねー声が。

もうこれ以上は思い出したくない。


長々と話しちまったな。


こういうことは表に出したらダメだとはわかっている。

でも、オレは常に元気で前向きではない。毎回、ポジティブなブログを綴っているが、

時には過去を振り返り怯えたりもする。人間だから。


かと言って同情してもらうが為じゃない。自分の苦悩を自慢したいがためじゃない。

助けてもらいたいがためじゃない。



これが素のオレなんだ。



ちょっと季節外れの歌だけど

いつかのメリークリスマス の曲を久々に聴いた。


腹が立つことに涙がとまらない。

もうすでに0時を過ぎようとしている。

目の前にあるコーヒーはもう飲まないようにする。

散らかしたティッシュはさっさとかたずけよう。


最初の写真は

今の現実を受け入れたくないが為にわざと現実をぶらした。


でもオレには明日がある。なんてオレは幸せなんだろう。と思う。


あのカップル。

幸せになってほしい。


オレはがんばるよ。


心配しないで。

寝ます。オヤスミナサイ。