ネイビージャケット、第4弾!ジル・サンダーのネイビーコットンジャケットです。
ブランド創設者のジル・サンダー女史が離れ、パリのセレクトショップ「Collet(コレット)」のバイヤーだった、ミラン・ヴクロヴィッチがデザインを担当した2002SSの商品だったと思います。
ジル・サンダー女史のデザインする服はそのシンプルさ・素材・縫製への強い拘りから究極のミニマムと言えると思います。初期のメンズコレクションではアットリーニで重衣料の作成を行っていたという話も聞いたことがあります。その拘りからプラダ買収後、コストを重視するオーナーとの折合いがつかず2000-2001A/Wを最後に一度デザイナーを辞任します。
このジャケットその辞任後のミラン氏によるコレクションですが、タイトなラインですっきりと纏められており多くの下馬評とは裏腹に評価も高く、タイトなデザインが好みの私としては辞任前のロベルト・メニケッティ氏の雰囲気が出たゆったり目のデザインよりも好きな位でした。
このジャケットのデザインの特徴としては、
①デザイナーズジャケットには珍しいハッキリとした3つボタン段返り
②胸ポケなし
③腰ポケットの玉縁仕上げ
の3点が挙げられますが、シンプルなデザインなのでジル・サンダーの定番の白Tシャツをインナーに合わせて気軽に羽織るのに丁度良い感じです。
たまに白のBDシャツを合わせて仕事に着て行くこともありますが、基本的にはカジュアル用の位置付けです。
ジル・サンダー女史は一度2004S/Sよりデザイナーとして復帰していますがその後すぐに辞任し、現在はラフ・シモンズがデザインを担当しています。以前記事に書いた通り、ラフ・シモンズは私の大好きなデザイナーなので非常に興味あるところですが、服飾の好みが変わったこと及びユーロ高による価格高騰で手が出せそうにないことから未だあまり真剣にラフ・シモンズのデザインするジル・サンダーは見れていませんが、アウトレット辺りで見てみたいなと思っております。