【PEOPLE, RIDE ON ICE】 | 50代パパの音楽と日常 現役を引退した販売士 (2級とHSP所持)

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昭和(私)・平成(妻)・令和(娘)生まれの3人の日常や、音楽の雑談らしきものが綴ってあるみたい。


ICEの1998年のアルバムより。
PEOPLE, RIDE ON」です。
上のジャケットは、デビューから20周年を記念して発売されたベストアルバムから。

1990年代、渋谷系ルンルンという音楽が一部で流行ってました。ORIGINAL LOVEの「接吻 Kiss」や、野宮さんのいたピチカート・ファイヴの「東京は夜の七時」とか。そんな流れの中に入ることの多い「ICE」です。ギター宮内和之、ボーカル国岡真由美の二人を中心にしたユニットというか、バンドというか。「ずっと好きだったんだ」等で知られる斉藤和義も宮内をアニキと呼び慕い、ICEのアルバムにも参加していたりしてました。私の大好きな人達です照れ

コンサートに行き、国岡さんのあまりのウエストの細さに(人とは思えない細さだった)びっくりしたり、私が当時某俳優に似ている(年齢かなり違うのに、そっくり双子?と、たまにメーリングリストで連絡を取っている大学ゼミの先生は今だに言ってるしw)と言われていたのですが、会場で本人が観に来てる!と、なんか凄い騒ぎになりそうだったので、囲まれた群衆の中、友人とダッシュで逃げた思い出があります。

見た目から国岡さんがお嬢様で、宮内さんが貧乏ながらもギターテク磨いてたぜ!なイメージなんですが、逆で都内の割りといいところの出身の宮内さんに、広島から出てきて、イカすバンド天国(通称・イカ天、懐かしいキラキラ)とかに出ていたのが国岡さんなのでした。

このICEの曲たちは、今聞いても、色褪せない曲と歌詞だなぁと、常々思います。
宮内和之さんは、Gibsonの専属プレーヤーでもありました。本当に凄いギタテクを持ってます。

で、「PEOPLE, RIDE ON」

2番の歌詞
ニュースは今も変わらない
メディアが増えても変わらない
僕等は全てを委ねられ
答えを出せない
それこそが生きる理由

本当に今でも変わらない通じる言葉。

そして、1番の歌詞
ニュースで知ったことだけど
あのロックンロールスターは
もういない
車のシートに横になり
涙を流した
夢は消え歌は残る

まさかね、この歌を聞いていた頃、これが現実のものになるなんて思いもしなくて。

宮内さん。。。
2007年12月(享年43歳)

早すぎだよえーん
もう、私ですらアナタの歳を超えてしまったよ。本当に悲しくて、残念でならないよ。
なので、上のジャケットのアルバムには、もう宮内さんは「もういない」ベストアルバムなんです。2007年、闘病中の宮内さんと、ボーカルを務めていた国岡真由美さんは結婚されます。それだけ、私達には計り知れない2人の深い関係があった事を思わせます。今年、2023年は、デビュー30周年にあたります。

ICEのヒット曲としては、「Moon Child」「LOVE MAKES ME RUN」「Yes, I Do」などがあります。ファンの中で人気の曲が多分「kozmic blue」です。この曲もまた今の時勢にマッチしてる歌詞で、テンポはスローな曲です。