こんにちは。
美しい石たちを入荷しました。
ルースでは
ブルーの中にピンクオレンジのシーンが美しい アンデシンラブラドライト
UV蛍光 カラーシフトするピンクガーネット
あざやかレディッシュオレンジの 南アフリカ産ロードクロサイト
ファイアが眩い スフェーン
3ctアップのオレンジ・スファレライト
非加熱非処理 ベトナム産 ミルキーサファイア
チャザム社製 オレンジサファイア
インペリアルロードナイトのカボション
深い青 コレクション向けの蛍光アフガナイト
インクルージョンがキラキラと煌めく 無処理ベリル
エンジェルブレッシングクォーツのダブルカボション
キラキラの光にクロススター・サンストーン
など
結晶タンブルでは
ガーナイトスピネルの八面体結晶
コロンビアナイトの綺麗な原石
エチオピア産グリーン蛍光アンバー
アナンダライト
虹入りアポフィライト
水まんじゅうアゲート
パキスタン産ミントグリーン アラゴナイト
ミャンマー産レッドアンバー タンブル
など
どうぞ ごゆっくり ご覧くださいませ。
気がつくと
今年はあと数日しか残っていませんね。
皆さま いかが お過ごしでしょうか？
山あり谷ありと言いますが
今年は
山ばかりに感じられました・・・。
しんどいときには
ひとに頼ってもいいということを知りました。
愚かさが隠し切れず露呈してしまうので
そんなときに
人知れず支えてくれるということが
とてもありがたいですね。
優しさというのは
ことばだけでもなくて
目に見えるものだけでもなくて
生きているものからだけもらえるものでもなくて
ほとんど関わったことのないひとからでも
思いがけず受け取ってしまうこともあり
遠い昔から時間を越えて
今になって伝わることもあり
注意深く観察しなければわからないこともあり
気がつくと
色々な優しさがあるということに気づきました。
自分の感覚に頼って
沢山の判断を重ねているけれど
自分の感覚で知覚できるものなんて
ほんのわずかで
それが何を意味しているのかすらも
本当には 何もわかっていないに等しいのだな
ということに気づきました。
今週は
「新 折々のうた3」大岡信 をよみました。
パラパラとめくって惹かれたのはこの歌
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人魂（ひとだま）の
さ青（を）なる君が
ただ独り
逢へりし雨夜の
葬（はぶ）りをそ思ふ
よみ人しらず
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万葉集巻十六「おそろしき物の歌」三首より
和歌で人魂が出る歌を、他に見たことがない。
(中略）
「人魂として青く光っているあなたが(あなたとの意）、
ただ独りふいに出会った
あの雨の夜のお葬いのことが思い出される」(中略）
この人魂はひょっとして、死んだ恋人であろうか。
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乙一さんの小説を思い出してしまいそうな
死者と生者のあいだに
そっと咲いた花のような歌。
現代の感覚ではとらえられないような
透明で生々しい感覚
異次元の感性
こんな歌に 今出会えることに感謝です。
歌を詠んだ人も
歌に詠まれたひとも
もうとうの昔にこの世を去っているのに
想いだけが
鮮やかに切り取られて残っている。
その想いのすべてはおろか
ほんのわずかすらも意味は分からないけれど
ただならぬ抒情と美しさ
そして秘められた強い想いを感じます。
あるのかないのかわからない感覚が
美しく詠まれていて
それを読んだひとのこころに
何らかの影響を与えることもありますね。
ことばや状況の意味は分からなくても
雰囲気で
何か不思議なものが時を超えて伝わってきて
心の中に何かを響かせている
その音や情景がとても幻想的で
好きな感じがする
そんな和歌だな・・・と感じました。
誰も聴く人のない
深い森で倒れた木の音の禅問答のこたえは
私にとっては
「する」
ですね。
音という振動が
思いがけない形で世界を揺さぶることも
あるかもしれない
という
あるかなきかの可能性を考えたのでした。
そうですね。
あるかなきかの可能性を考えなければならない
という
瀬戸際の受験生がいるのです。
安全圏を守る形を
とれていない
無理をさせている受験・・・。
のようにも思えていますが
選択してしまいました。
振り返らずに 彼と一緒に
歩いて行けたらいいな
（ゆるされるのなら）
と思っています。
それでは皆様
良いお年をお迎えくださいませ。
最後まで読んで頂いて
ありがとうございました。
アンデシンラブラドライト