日記 「翼の翼」を読んで | 宝石ルース・結晶のお店 夕星庵 のブログ

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息子二人とお空に娘がいます。
来てくださってありがとう。

こんばんは。

 

今日は

中学受験をする親 必読の書(?)らしい

「翼の翼」朝比奈あすか

を読みました。

 

親が

子どもの学力と能力を

最大限伸ばしたいと願う事と

偏差値の序列に迷い込むことは

全く違うことだとわかっていても

ときに

蜘蛛の巣でからめ捕られるように

親も子も もがき苦しむのが

中学受験の一面かもしれません。

 

誰もが感じるように

翼くんを思って

胸が痛みました。

 

でも 

自分の胸に手を当てて

聞いてみれば

小4のときは

けっこう追いつめてしまいました。

 

偏差値40台からのスタートで

一年で

10くらい 上がりました。

 

「何でこんなんできへんの?」

「ばかやな」

「もうやめよう あかんわ」

たぶん 各30回くらい 

言ったと思います。

 

小4の終わりに

親子のバトルが激しくなり

一度

スマホで録音し 聴いてみました。

 

きつい言葉を言う自分自身も

哀れで

我が子は 

ただただ かわいそうでした。

 

そのときに

自分は こんなこと

言いたいんじゃない。

「こうならなければならない」

ではなく

「こうしたい」

という気持ちで生きよう

と決めて

それ以降は

3つのワードは

各 0-1回に減りました。

 

自分自身は

そんな立派な親でもないし

そもそも 

なれないということに気づき

自分自身の気持ちを

大切に生きたいと思いました。

(もっと のびのび

ふわふわ 

好きなことを追究したい

求めている人やものに出逢いたい

人の価値観に合わせないで

自分の価値観で生きたい)

 

それから

子どもに求めることをやめ

子どもの成績をそのままに受け止め

(テスト結果発表は 深呼吸して

無になって見ます・・

できてるかな?)

 

そして

目標校にこだわることを

最小限にしました。

(とはいえ 行きたいですね)

 

葛藤の連続で

わからないことだらけで

今でも迷走中です。

手綱は最大限にゆるめてあり

こんなのでいいのかなと

毎日不安にもなりますが

全落ちで公立に行っても

頑張ろうと思っています。

 

我が子を信じ

先生方を信じ

優秀な 先生方から 

最大限吸収できるような

素地づくりに尽力し

授業に集中して

宿題をきちんとする。

今学期も 

これを延々と繰り返そうと

思います。

 

たまには

息抜きもしながら。

といいつつ

何だか息苦しいですね。

 

もう

「あほやな」

と息子に言うことはありません。

私よりも

遥か先を走る背中を

追いかけながら

「これどういうこと?」

子どもから教えてもらっています。

 

いつのまにか

完全に逆転してしまいました。

ここまで

導いて頂いた先生方に

感謝しかありません。

 

あとは

「ここ教えて」

と 息子の生徒になりながら

伸びていってもらおうと

考えています。

 

あとは

どこでつまづいているのかだけ

観察しようと

思っています。

見つけられるかな?

 

本に戻ると

翼くんと ご両親の心が

最後に晴れて良かったです。

3人で完走されたこと

とても素晴らしいと思います。

 

蜘蛛の巣から 自ら抜け出した

3人の絆は

より強まっていて

そこが 一番素敵でした。

 

家族の形は

それぞれですね。

 

では 今日も

お仕事お疲れさまでした。

 

少しでも ゆっくりされますように。

 

いつもありがとうございます。

 

光を手にしたい

できなかったとしても

何度でも

手を伸ばすよ