精神的に自立しはじめると
一見ネガティブにみえる
思いも出てきます
今までとても、
信頼していた人なのに、
近頃何となく遠く感じたり、
否定したくなったりする
ということがあります。
そんな自分をみると
あんなにお世話になったのに
と、自分を責めたくなってしまう
かもしれませんが、
それは精神的に
自立し始めたということ。
深刻に考えずに、
変わっていく自分をみていましょう。
小さな子どもは、
何でも吸収して、
大人をまねて遊びますが、
思春期になると、
自我が目覚めてきて、
大人に反発することが多くなります。
何が氣にいらないのか、
自分でもよくわからないけど、
何もかも素直に受け取れない
という時期があります。
それは、
魂が成長する過程で、必ず通る道。
それまでの自分に
あきたりなくなって、
もっと、
自分らしさを表現したい
と思い始めた時、
今まで自分の先にいた
と思っていた人が、
急に肩を並べて歩いている
ライバルのように見えてくるのです。
その人の言うことは、
何でも正しい
と鵜呑みにしていた自分を
卒業し、
本当にそうかな?
と自分に聞くようになってくる。
いや、私はこう思う。
という氣持ちが出てきてはじめて、
自分らしく生きることが
スタートします。
否定は成長の兆し。
その人を否定したくなった時は、
おもいっきり
否定してみてください。
そして、なぜ否定したいのか
自分に聞いてみましょう。
自分ならどうするのか、
どんなかたちなら心地いいのか、
しっかり見つめてみてください。
きっと、自分でも信じられないほど
たくましくなっている自分に
氣づいて驚くことでしょう。
吸収したことを、
自分の中で咀嚼して加工して
表現するようになったのは、
自分の色で輝こう
とし始めたから。
次の学年に進級したと思って、
新しい自分を楽しみましょう。