この本は、高校の吹奏楽部が舞台です。
でも人数が少ないのでB編成です。
私はオケ育ち(でもジュニアオケではない)ので
吹奏楽コンクールは無縁なのですが
ホルン吹きの先輩とパーカスの後輩の関係が
今のキャプテンと私みたいなところがあり、
かなり共感して読むことができました。
作者の額賀さんも吹奏楽経験者だそうで、
ドラムに関してはわりとリアルな描写もありました。
ただ、ホルンに関してはアップの仕方とかが
「いやいや、人によって違うとはいえ、こんなアップの仕方だったら上手くならないよね(⌒-⌒; )」
というところもあり、
ちゃんと管楽器奏者を取材して書いてほしいな、
という点があったのが残念でした。
でも、とにかく
THE 青春!
という感じのストーリーなので
そういう感じの学園ものが好きな人には読みやすいと思います。