2011.3.11
あの日から６年がたちました。
地球も小地球である私も大きく大きく揺れた日。
私は人生の中で自分が生まれ変わったなと思う瞬間が２回あります。
その一つはお産だったのですが、もう一つは
2011.3.11
あの日。
地球からみる月や太陽はどんな時だってこうして明るく照らしてくれる。
どんな時も、どんなところでも。
（2017/3/11 今宵の月 満月前夜）
あの日だってそうだった。
地球が揺れていても空は一緒。
いつも光を灯しそこに居続けることの奇跡を感じさせてくれた。
自分のやってきたことが、「人に感謝される仕事」だってわかってたはずなのに、
あの日の経験を通して、自分がとても虚しく思えた。
同じ一つの繋がっている日本なのに、東と西の差を感じてまた虚しさを感じた。
小地球・小宇宙である私が変わらなくちゃ。
私にできることはなんだろう・・・
すごく苦しくて、考え続けた数ヶ月、いや数年かもしれない。
過去繋いできた「私」を手放し新しい世界へ道を作ろうと思ったのは
やっぱりこの 3.11 がきっかけ。
私が生まれた日。
（広島宮島にて）
今の私がいるのはあの日があったから。
あの経験を通して「未来へ光をつなぐこと」の使命を思い出し、
そしてそこだけは変わっちゃいけないって
何を魂に刻み込むかってそこだなと思う。
地球はいつだって優しい。
人間の作る「地球に優しい」ありとあらゆる商品
あるけれど、
地球が優しい と私は思う。
いつも寄り添い、会いたかったらいつもそこにいてくれて光を当ててくれる。
素敵なエネルギー、素敵な光。
いつの時代も絶えることなく繋いでいきたい。
今日はそんな当たり前の幸せな日常の確認作業だったのかもしれない。
今日だからそうするんじゃなくて、「いつも」の中にそういう意識を刻んでいきたい。
光を繋いでいく
光を灯し続ける
自分のすべきことの確認作業。
奇跡の連続の中で今があること。
先日、ぴったり４年ぶりに
「微生物的環境技術研究所主幹 平井先生」とお会いしました。
私を 微生物さん の世界へ導いてくださった先生です。
先生の
「地球様のなさらんことはしなさんな」
「地上に生きている私たちは、地球のメンバーではあるけれどオーナーではない」
の言葉がズシンと響きます。
「宙（そら）からの視点を持ち、地球を思う心が宇宙意識であり、先入観を捨てて真理を見ること。心の深いところに「地球と人類」ということを道徳的規範に持たないと、何をなすべきか自己に問えない」
この深く深く入り込む
メッセージに出会えたことが感謝でした。
４年前の私は安かろう良かろう。
日用品も自分に使う化粧品も地球のことなんて考えてなかった。
安いものをたくさん買ってストックして、柔軟剤や洗剤の洗浄力や匂いの怖さなんて本当に無知だった。
家庭で使う排水が、自分に流れる水が、地球とつながることなんて考えてなかった。
匂いが出たら消臭スプレーをしていた。
消臭することで消えてしまう命のことなんて考えなかった。
そこにいる「見えない命」への意識はすることもなく、平井先生の言う地球のオーナー気取りだった。
家庭の日用品すべてが地球とつながるバイオ力に変わり、自分に使うものも地球へ戻っていくものへ切り替えた。そしてすぐに子供を授かり
繋いでいくことの意味を深く感じた。
それから発酵と出会い、菌さんと仲良くできることの神秘、楽しさは親子で出来るし、繋いでいけるとても良い手立てだった。
いろんな人と 微生物さん を共有できたのは嬉しかったなあ・・・
（松の針葉樹から酵母液をおこして作った自家製ピザ）
（自家製甘酒アイス）
あれから・・・・と「今」
を繋いでいくと変わってはいけないことと、変わらなくちゃいけないことが
よくよく感じることができるし、そしてこれから、この
「変わらなくちゃいけない」部分をもっともっと変えて生きたいと、進化したいと
思う。
そのためには宙（そら）からの視点で地球を思う心である「宇宙意識」で生きること。
きっと幾度となく生まれ変わり、そしてここに何度もたどりついていたんではないかと
勝手に思うけど、命果てるまでこの意識は忘れたくないなと思う。
今日は満月。
どんなお月様と出会えるかな。
