掌、中央部を火星平原といいます。
その火星平原にホクロのある方を時折みかけます。
手相のホクロは基本的にどこにあっても悪相と言われています。
稀に艶、形など<活きホクロ>といわれる良相のホクロも存在します。
昔、まだ私が学生のころ、少女漫画で、赤ちゃんが生まれたとき、ジプシー占い師が、
「この子は掌の真ん中にホクロがある。これは星を握る、星を掴むという意味があって女王の手相だ。」という漫画を読んだことがあります。
題名も作者も忘れましたが、世界を掴むというようなことでした。
私はこのときから、掌のホクロはすごくいいホクロなんだ!と思い込んでいました。
手相を本格的に勉強して、ものすごくショックを受けました・・・。
このホクロは運命線の通るところにあるので、運気が乱れやすかったり、生活力が乏しくなりやすいようです。
実際このホクロを持つ手相の方を見たことがありますが、
(大きくて目立つほくろでした。)
仕事もうまくいかない、
生活が苦しい、
家族関係がうまくいかない
など、苦しそうでした。
すごく真面目で、優しい人でしたが・・・
こういう場合は、ホクロを取ってしまえば良い、など単純なことではないですね。
誰にでも凶相はあります。
四柱推命、西洋占星術、などみればわかると思います。
人生良いことしかない人なんていないですものね。
ちょっと前まで、困窮状態のお寺さんがあったのですが、あれよあれよというまに、檀家が増え、お寺を新築し、お庭も素晴らしくしました。
どうしていい方向へ行ったのか聞いたところ、意識を変えた、とのこと。
そうなんですね、前向きに進んでいくことに意識を変えると、運気も変わってきます。
意識を変えると、行動も変わりますね。
なかなか勇気のいる事ですが、変わってみたいですね。
このホクロをもつ方とはもう長くお会いしていませんが、元気でやっていると思います。連絡のないのが元気の証しと信じて。
こういうホクロを持っていても、太陽線や財運線が強ければあまり困窮は無いともおもいます。
ホクロの位置で、もう通り過ぎた過去の相の方もいます。
心配し過ぎないでね。