目指すのはスロー老化。あなたはどんな年齢の重ね方をしたいですか。
イメージコンサルタント田中貴子です。
50代になり
「私はどう年齢を重ねていきたいのか、
自分にとって幸せとはなんなのか」
そんなことを考えることが増えました。
私自身は、年齢重ねていくことに対して
必要以上に抵抗はしたくないと思っているんですね。
アンチエンジング治療なども、
どういう仕組みなのかを理解して
検討しておく必要があると思うのです
アンチエンジング治療は
個々人の判断で取り入れたい場合は
取り入れてもいいのかなとは思います。
ですが、ヒアルロン注射(=皮膚をのばしハリを出す)や
ボトックス(=特定の筋肉の動きをとめる)などは
どんなデメリットがあるのかを
しっかり把握しておくのは大切なことです
私自身は、基本は
自分の努力でどうにかできないか?という視点で
美容は考えています。
若さを必要以上に求めてしまうのは…
ある意味年齢を重ねた自分自身を
否定することに、なりかねません
私が目指すのは、スロー老化。
老いは年齢を重ねれば誰もが通る道
自然な流れに抗うことなく、
でもそのスピードを
ゆっくりにできたらいいな〜と思っています。
年齢を重ねたら、目指すのは
10代20代の若さではなく、若々しさ
特に見た目で大切なことは清潔感!
相手が清潔感を感じるかどうかで、
印象はぐっと変わります。
そしてこの清潔感のキーになるのは
適度なハリや艶です
肌や髪にハリがあり艶があるかどうか?が
とても大切なのです。
肌がカサついていたり、髪がパサついていると
それだけで疲れた印象になってしまいます
そして、ゆるやかに年を重ねていく努力は、
月1回のエステよりも、
毎日のケアが大事になります
何からケアをしていいのかわからない
そんな方はまず
「しっかりと汚れを落とすこと」
これを心がけましょう。
どんなに高価な化粧水も、
汚れが落ちていなければ意味がありません。
メイクを落とす際は
フェイスシートでゴシゴシ擦るのは絶対にやめてくださいね
洗顔はたっぷりの泡で、ぬるめのお湯でやさしく丁寧に
体も同じように、優しく扱いましょう
評判のアイテムでも、自分には合わないことは多々あります。
ボディソープやクレンジングや洗顔は、
自分に合うものを探すことも重要ですよ
私自身は、かなりズボラなので丁寧なケアはしていません。
そのかわり、自分に合う基礎化粧品は何か
常にアンテナをはり、
新しいものを試すようにはしています
次に、年齢を重ねたらとにかく保湿が重要になります
ちゃんと汚れをとり、必要なものをいれること。
当たり前ですが…
これができない方は結構いらっしゃいます
保湿に関しては、私自身は大学生時代からケアを心がけました。
当時はアイクリームからはじまり、
日焼け止めは1年中しっかりとつけるようにしていました
現在は、仕事もあるため
あれこれアイテムを使いこなすようなことはしていませんが、
化粧水や乳液は顔だけでなく
鎖骨下までしっかりつけるようにしています
特に首回りは年齢を感じてしまうパーツ。
ボディクリームは安いものでもいいので、
自分の手が届く範囲は全て塗るようにしています。
我が家では、ドラッグストアで見つけた
数百円の大容量のボティクリームを娘と共に使っています
子育て期など、時間がない時は
顔パックなどのながらケアがおすすめです。
私も娘が小さい時は目の前でパックをして、
娘をよく泣かせていました
こういった習慣も、最初は面倒です
ですが、癖にしたら歯磨きをしないと気持ちが悪くなるように
やることが普通になっていきます
年齢を重ねた自分のことを否定せずに、
受け入れながらゆっくりと時間を重ねていきましょうね
〇〇歳だからと諦めていませんか?
イメージコンサルタント田中貴子です。
年齢を重ねたら、
今まで似合っていた洋服が似合わなくなってきて…
『何を着たら良いか分からない』
そのようなご相談を多くいただきます。
この違和感は
もちろん年齢や体型の変化もありますが…
それ以上に、ライフスタイルや時代の変化による
ご自身の価値観の変化が大きく影響します
ですから、同行ショッピングのブランディングでは、
心の根っこにある【大切にしたいこと】を掘り起こし、
洋服を選ぶようにしています。
そうすることで、若さや過去に執着することなく、
今の自分にフィットするファッションに出会う
ことができます。
ファッションだけでなく、
「年齢を重ねること=何かを諦めること」
という思い込みを持っていることもあります
私自身も、親のすりこみから…
若い時はなんとなく
「年齢を重ねたら、あれもこれもできなくなる」
そんな気持ちを抱いていたような気がします
確かに、年齢を重ねると
体力的にも無理が効かなくなった
と感じることがあります。
40代後半は年齢を重ねることに
実感が湧きませんでしたが、
50代になったときに、
ぐっと年齢を感じるようになりました。
若い時はもっと頑張れたできたのにー、と
寂しさを感じる瞬間もあります
ですが、冷静に考えると
生きている中で今が一番若いとき♡
ですから何かを諦めて、
自分の可能性を狭めるよりも、
10年後にどんな姿でありたいかを描くことが大事
だと思っています。
10年後、どんな表情でいたいのかを考えると
今どう過ごすことが大事なのかが、見えてきます
10年後、私は日々笑顔で
過ごしていたいと思っています
ですから日々、
どうすれば毎日わくわく楽しく過ごせるかを
考えるようにしています。
10年後に向けて、
今から準備しているイメージですね
パートナーシップも同じように、
仲良くいたいと考えるなら
今から準備が必要
パートナーと心の距離ができているままで
子供が独立したら
夫の仕事が落ち着いたら
定年退職したら、など…
何もせず、未来になったら、
勝手に仲良し夫婦になれるわけではないのです
パートナーと仲良くいたいなら、
まずは気持ちを伝えることがスタートライン
いきなり「大好き♡ハグ♡」は難しいと思うので
ありがとう
すごく助かった
今日嬉しかった
そんな言葉から始めてみませんか?
相手と距離を近づける準備を、
今からしていきましょう
一緒に過ごす時間がないなら、
寝る前に一緒に座ってテレビを眺めてみる、
お散歩を一緒にしてみる、など
小さな一歩の積み重ねが大切です
すぐに結果がでなくても、
焦ることはありません。
10年後に向けて、
毎日を積み重ねていくこと
が大事なのです
今の仕事にコーチング、心理学を取り入れたきっかけ
イメージコンサルタント田中貴子です。
VenusAuraでは、お客様や受講生を向き合う際に
コーチングや心理学を土台とした
コミュニケーションを取ることがあります
特に個別のファッションコンサルでは、
事前シートやヒヤリングなどご提案をするまでに、
何度もお客様と対話を重ねていきます。
一見するとイメージコンサルタントという仕事では、
コーチングや心理学は関係がないように思うかもしれません
なぜ他分野を時間とお金をかけて学び、今の仕事にとりいれたのか
そのきっかけは、同行ファッションでの出来事でした。
同行ファッションでは、ご本人が変わりたいという意志があり
せっかくあたらしいアイテムを購入しても、
なぜかその後、購入したアイテムを身に付けない
というケースがあったんですね。
なぜこんなことが起きるのか
自分なりに深く分析したところ、
「人生が変わる」とは、ファッションではなく、
その人の心が変わった時であることに気がつきました。
ファッションがご本人の心とあまりにも離れてしまうと、
どんなにいい提案でも受け入れることができないのだと
ご本人が置かれている環境(属しているコミュニティや人間関係)を考慮して、
本人が受け止める範囲の心地の良い変化を探ることがキーであると気がつきました
また当時は、ファションコーディネーターを育成する養成講座も開催していましたが、
本人も独立を目指しているのになかなか独立に踏み切れないというケースがありました。
変わりたいのに、変われない。
やりたいのに、やれない。
どうしてこんなことが起きるのか、ここにはどんな心理があるのか
ファッションの知識だけではなく、人の心を理解したい
そんな思いから、独立から4年たった際にコーチングや心理学を本格的に学びました。
この2つの分野の学びを通して、
人の深層心理に触れる方法を体系的に学べたのはとても財産になりました。
「本人が意識していないところに、物事の核心がある」
この事実を知ったことは、とても大きな出来事でした。
私自身は
「やりたいならやればいいだけ。なぜやらないのかわからない」
という状態だったので、
「そもそも核心に気づいていないから、行動も変化させることができない」
ということを知ったのは目から鱗でした
他の不安や心配がブレーキになり、
自分が本当は何を望んでいるのか分からなくなってしまう
その気持ちは、私自身も子供を優先して
子育てに没頭していた時期に経験しました。
本人が気がつかない不安や心配が
行動を邪魔してしまうと気がついてからは、
一緒に頑張る仲間が必要なのでは?と考え、
サービス提供も今のようなグループスタイルを取り入れるようになりました。
仲間と学ぶというスタイルもとりいれたことで、
学習の進みかたや一歩踏み出す受講生の数も多くなったように感じます
今振り返ると、独立当初は私自身も自分が何を望んでいるのかよりも、
「こうあるべき」を優先していた時期もありました
養成講座を学んだ人を全員売れっ子にしなければ!と考えていたり
毎年売上をあげていくんだ!と力みがあった気がします
ファッションひとつとっても、
自分は何をしたいのか・どうしてこういう考え方を大事にしているのか。
そこに気がつくことがとても大切です
どんなに専門家がアドバイスをしても
人を変えることはできません。
人に影響することはできても
どうしたいのか決めて行動するのは本人です
いくら正論を言っても
相手がうけとれなければ変化は促せません。
コーチングや心理学という他の分野の学びをしたことで、
「売上だけを追いかける必要もないし、
自身の提案を押し付けることはする必要はない」
といい意味で力が抜けました
そんな時期を通して、今は
「ファッションは実はあくまで手段。
目の前の方に丁寧に向き合い
人生を彩るお手伝いをしたい」
そんなシンプルな原則にたどり着きました
これからも自分の核を大事にして、
この仕事と向き合っていきたいと思っています