50年以上にも渡る
コロンビア革命軍と政府の戦いにより
地雷大国となったコロンビア。
これまで1万人以上が
地雷で負傷したり
命を落としていると言います。
そして終戦後も各地に残る地雷を
自分の命をかけて撤去し続ける
24歳の女性、パオラ。
地雷の与える被害は甚大で
家族は愛する者を奪われるだけでなく
一家の働き手を失ったり
また精神的なダメージを負い
地雷を埋めた人
ひいては自分の周りの世界を憎むようになってしまうと
パオラは言います。
土地の安全を回復し
人々に笑顔を取り戻すと共に
子供たちがより良い未来を築ける国にしたい
そう語る彼女。
地雷を埋めるのも人間
そして
命をかけてそれを撤去するのも人間。
人間の業の深さを思い知ると同時に
一刻も早く地雷に怯えることのない平和が訪れるよう
願ってやみません。
YouTubeで動画が見られます(スペイン語の音に英語の字幕)↓