〝マイトレーヤのメッセージ〟

分かち合いと正義なしに、
平和はない


今晩は、親愛なる友よ、
再びあなたがたと共に居ることをうれしく思う。

あなたがたの頭上に、周りに、
真理への志向が見える。
これを見てわたしの心は喜ぶ。

我が友よ、
あなたがた自身の神を実現することのできる
知識と真理の軌道に連れていこう。
わたしと共に来て、
我が友よ、あなたがたの可能性を目覚めさせ、
神であることの喜びを知りなさい。

あなたがたの問題に対する答は
非常に簡単である。
分かち合う意志が、
あなたがたの生活を
支配しなければならないということを、
わたしは何度も述べてきた。
もう一度練り返す──

分かち合いと正義なしには、
人は平和を知ることはないだろう、
我が兄弟姉妹よ。
だからわたしの忠告をよく心に留めなさい。
そして唯一の開かれた道を選び、
世界の苦悶を和らげるために
分かち合いを信じなさい。
このようにわたしの教えは単純である。
同胞愛の喜びを知りなさい。
分かち合いの原則があなたがたをそこへ導く。
この大義を貫き、
奉仕の喜びを知りなさい。
この仕事に身を投じ、
あなたの可能性を実現しなさい。
正義と平和を切に求めるあなたの信念を伝え、
世界中到る所に苦しむ兄弟たちを助けなさい。

すべての現象の背後に、
わたしたちがいのちと呼ぶ存在があることを、
わたしの教えは示すであろう。
この宇宙にそれ以外のものは存在しない。
この概念をあなたがたの裡にしっかりとつかみ、
あのいのちとあなたがたとの関係を実現しなさい。

わたしの覚者たちは
彼らの仕事のために用意を整えている。
あなたがたの生活の中に入り込み、
あなたがたに教える覚者たちの数は増している。
あなたがたは彼らを友として、兄弟として、
師として持つのであるから、
失敗するはずはない。
あなたがたの中に彼らが臨在しているのに、
なぜ恐れるのか。
このことを良く知り、
希望を持って未来を望みなさい。
わたしの救助の仕事は始まったばかりである。
完成した暁には、
わたしの仕事とあなたがたの仕事を見渡して、
すべてが良くできているのを見るだろう。
わたしの心 (ハート) から
祝福があなたがたへ流れる。

唯一にして最も聖なる神の光と愛と力とが、
あなたがたの心の裡に、今顕されるように。
それによって、あなたがた自身が
神の人となるための用意をすることができるように。

メッセージ第133信

マイトレーヤからのメッセージ
『いのちの水を運ぶ者』より


以下は、ベンジャミン・クレーム氏がマイトレーヤから受信したメッセージの引用 シェア・ジャパン公式サイト

近頃は、多くの者にとって困難な時期である。
最良の者たちや最も親密な者たちでさえ、
疑いや懸念の悩みを感じる。
しかし、わたしが、世界の前で
あなた方の一人として
あなた方と交わると言うとき、
それは真である。

同様に、わたしが、
すべての人間がわたしの顔を見て、
応える時は本当に間近いと言うとき、
それは真である。

ただ『法』のみが
わたしにほんの少し待つことを命じる。
しかし、『法』の範囲内で、
わたしは確かに毎日あなた方と共にあり、
あなた方の必要と、
あなた方によってわたしに提供される
様々な機会に絶えず呼応しているのである。

もうすぐ、全体としての人類が
わたしの存在に目覚めるだろう。
そしてわれわれのこの世界の抜本的な変革を
みな喜んで受け入れるだろう。

われわれは
一つの文明の始まりと終わりにいることを、
世界の歴史の中で、
けたはずれの時代であることを
忘れないようにしなさい。

したがって人々は
変化の痛みを感じるのだということを
理解しなさい。
ある人々にとっては自由への解放である。
他の人々にとっては、
保証と平穏の喪失である。

しかし、我が兄弟よ、
痛みは長く続かないだろう、
すでに多くの人々はそうであることを知っている。
あなた方がこの困難な時期を通り抜けるのを
助けるための援助はありあまるほどある。

この「時代」を喜んで受け入れなさい、
そして新しい事どもの徴を認知しなさい。

まことに、まことに、
わたしはあなた方と共にいるのである。
まことに、わたしは
多くの方法であなた方の中にいる。

兄弟たちよ、あなた方が、
新しい世界についての
わたしの期待にいかに近いか、
自分たちで判断しなさい。

それは、すべての人間が
ひとつである世界であり、
すべての人間が
創造の歓びを成就する世界であり、
そして単純にそして真実に、
兄弟たちに道を示す彼らの能力を、
愛をもって成就する世界であろう。

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キリスト・マイトレーヤが再臨を決意されたきっかけとなった第二次世界大戦ですが、DK覚者は「戦争のストレスによって呼び起こされたいくつかの高貴な特質と霊的な反応が人類から引き出された」と語っています。

今回のパンデミックでも、困難な状況から分かち合いや協力関係が生まれ、国家規模では、命運を賭けて各国との連帯が模索され、支援が実践され始めています。

実は、今回のパンデミックで各国の貿易がストップし、世界的な食糧危機が懸念されていますが、イタリアでは、感染防止のディスタンスから昔ながらの方法で物々交換のような交流が始まっています。集合住宅の上階に住む男性が窓から空の籠を地上に降ろして、食物の入った籠を引き上げるというものですが、男性は籠を覗いて「今日はパンが入っていたよ」と嬉しそうに友人に語るシーンが何とも微笑ましく、海外では人々による日常レベルの静かな連帯が始まっているようです。

また、タイやブラジルでも無料食糧配給所や配り歩くコミュニティー・パントリーが行われ、困窮した人々への支援が実施されています。

将来的に、人類はバーター (物々交換) で生活して行くようになると、かつてクレーム氏が語っていましたが、混乱が収まって行くにつれ、昔の社会のようにのんびりとお互いの持ち物を分かち合うというようになって行くのでしょう。

また、前回の大統領選では史上初の黒人大統領バラク・オバマを生み出したアメリカでしたが、今回の白人警官による黒人差別の事件をきっかけに、人権と正義と自由を尊ぶ声が全米の至る所で上がっています。
人種差別のような根深い問題は、必ず何かをきっかけに浮上して人々の心に強く訴えかけ、何らかの衝動を促します。デモ参加者のかかげるプラカードにはこう書かれています。「正義なくして平和なし」。

今回は、アメリカ全土に広がったデモばかりでなく、世界中で抗議の声が上がっています。「ブラックアウト・チューズディ」による抗議では、黒人のコミュニティをサポートすべく音楽業界を筆頭に、大勢の人々がSNS上に反論の黒い四角を表示し、参加者の中には世界的な大企業や有名人、アスリートらも静かに抗議を示し大々的に主張しました。

世界はこれまでの抑圧から同時に立ち上がり、人々は連帯し助け合い、平和で創造的で新しい生き方に目を向け始めています。

医療従事者の方々へ向けてのオヴェーション

2020年5月29日、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」自衛隊中央病院の上空を飛行しました。(これに関して賛否両論ありましたが)、多くの医療従事者の方々からは励まされたという声が上がっています。
同じように、NYでもオベーションのために空軍がアクロバット飛行を行い、大空に見事なジェット模様を描きました。
6月1日には、全国一斉に花火が打ち上げられ、わずか5分の間、美しい光の祭典が夜空を彩りました。

5月、医療崩壊を食い止めようと最前線で戦うNYの医療従事者の頭上に大きく見事な虹が姿を表しました。それはまるで、身の危険を顧みず人々のために尽力し続ける彼らに贈られた天 (神) の祝福のようでした。

大勢の様々な分野の人々が、従事者への感謝とウイルスの収束に向けて、祈りを込めてこの困難をなんとか乗り越えようとそれぞれアイディアを絞って実行しています。ターニングポイントを迎えた社会全体が公正な新しい生き方を模索しています。

世界中がこれまで同じ目的のためにこんなにも協力し合ったことはなかったわけですから、(真の) 正義と平和を求める人々の声が大変革へと向けられ、全く予想だにできない新しい形 (心の通った生活様式) を生み出して行くように思います。

世界中の国々に覚者が存在しています。日本にも東京の覚者が臨在され、この日本の今と行末を見守られています。物質中心の社会が揺らぐにつれ、これまで見えなかった真の人間の姿が表に浮上して、新しい文明の幕開けを迎える心構えに繋がりそうです。


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愛と感謝をこめて


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