12ヶ月点検にて入庫となった

03モデルXKR convです。



走行は…119000kmです。



オーナー様からの申告で

少々、お漏らしをしているようです。


精査しますと…ヒーターホースでした。


先日、ココで紹介した

XK8と同様の症例となります😱



ですが…  ↑ はXK8で

今回はXKRとなりパーツ品番も

微妙に異なります。


こちらも弊社の常時在庫品となりますので

パーツ取り寄せのタイムラグは無し。


でも。。。


XK8と同様に…このホースが走るのは

目視出来ない場所です。


XKRではSC下を通る形となり

自ずとSCを取り外しての作業となります。



お漏らししていたのは…

SC上に置いた2本のホースとなります。


漏れ量としては非常に極少で

僅かに滲んで…という感じだったようです。


オーナー様曰く

レシーバータンクを満タンに補充して

ワーニングが点灯するまで

2ヶ月掛かっていた…との事。





イラストの1番と2番が当該のホースです。


そして…8番が樹脂製の三又の

コネクターとなりますので

予防整備の観点から交換してしまいます。



あと…SCを取り外さないと

交換出来ない↓の太いホースも

SC外しついで…に交換です。



↓画像の位置にある太いホースです。



全部、在庫しているので

タイムラグ無くスタート出来ます。



…という事でスタート。。。


諸々、交換するに当たり

邪魔なパーツを取り外しました。





外したのは…SC(スーパーチャージャー)

スロットルボディ レシーバー(サブタンク)

ウォーターレール(サーモハウジング含む)



中々エグい絵面ですね😁


んで…。


先ずは…このホースの交換です。

かなり膨れていたので

良いタイミングとなりました。





そして漏れていたのが…この2本ホース。



正にSCの真下を走っております。

(…というかVバンクの真ん中)


…と、ココまで取り外して

諸々のホースやらコネクターやらを

交換して…逆行程で組んでいけば完了です。


一旦、水を抜いているので

入念なエアー抜きとテスト走行の後に

ユーザー様へとお戻しとなります。



スペースがあったから

ココにホースを走らせる

設計にしたのだろうけど…。


態々、こんな所に…ねぇ。。。


こんな何でもない

ヒーターホースの交換ですが

SC外しでの作業は中々ヘビーです😣


あっ、そうそう。


この子…119000kmですが

エンジンの吹け上がりも良く

ガバっとアクセルを踏めば

素晴らしい加速が体感出来ます。


10万km超えだとしても…

弊社でシッカリと手を施しておりますので

XKRの持つパフォーマンスレベルは

失っていませんし…衰えておりません。


弊社から嫁ぐX100モデルなら

10万km超えからでも

十分にジャガーライフを楽しめます😁